「第61回日本小児歯科学会大会」が開催されました

 5月18日(木)~19日(金)の2日間にわたり、長崎県長崎市の出島メッセ長崎にて「第61回日本小児歯科学会大会」が開催されました。
「小児歯科の温故知新-未来の子どもたちのために-」をメインテーマに、追悼講演、教育講演、受賞記念講演、国際シンポジウム、歯科衛生士委員会企画セミナー、長崎県小児歯科臨床医会企画講演、研究倫理審査委員会企画セミナー、専門医・認定医合同セミナー、特別企画講演、ランチョンセミナー、口演発表27題、ポスター発表140題が行われました。
 大会長・大会長代理は、長崎大学生命医科学域(歯科系)小児歯科学分野の故・藤原 卓会長、九州大学大学院歯学研究院小児口腔医学分野の福本 敏会長代理でした。

 追悼講演では、岩手医科大学歯学部口腔保健育成学講座小児歯科学・障害者歯科学分野森川 和政教授が「恩師 牧 憲司先生を偲んで」を演題に、明海大学歯学部形態能成育学講座口腔小児科学分野 星野 倫範教授が「藤原 卓先生を偲んで-歯科学と口腔感染症の知識と実践の融合-」を演題にご講演されました。
 教育講演1では、長崎大学生命医科学域(歯科系)小児歯科学分野 田上 直美准教授を座長に「子どもたちのアドボカシーとして 歯に衣着せず 歯切れ良く」を演題に長崎大学院医歯薬学総合研究科・小児科学の森内 浩幸教授がご講演されました。
 教育講演2では、九州大学大学院歯学研究院小児口腔医学分野 福本 敏教授を座長に「稀少疾患先天性無歯症患者の欠損歯を再生する新規抗体医薬品の開発」を演題に公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院歯科口腔外科 高橋 克 主任部長が講演されました。
 教育講演3では、九州大学大学院歯学研究院小児口腔医学分野 福本 敏教授を座長に「ウィズ/ポストコロナ時代の博物館・美術館 -未来を担う子どもたちのために-」を演題に国立科学博物館 林 良博館長が講演されました。
 市民公開講座では、東北大学大学院歯学研究科小児発達歯科学分野 山田 亜矢准教授を座長に「私が見つけた夢と路 ~落語界における女噺家の挑戦~」を演題に落語家 林家 つる子さんが講演されました。
 国際シンポジウムでは、大阪大学大学院歯学研究科小児歯科学講座 仲野 和彦教授を座長に「How bioactivity of Giomer technology can improve the patient’s comfort in Pediatric Dentistry?」を演題にPediatric Dentistry Department University of São Paulo BrazilのDr.Marcelo Böneckerと「Early Detection of Enamel Caries」を演題にPresident of KAPD Dean, Dental College, Dankook University, Dept. of Pediatric DentistryのDr. Jong-Soo Kimがご講演されました。
 なお、次回大会「第62回日本小児歯科学会大会」は、2024年5月16日(木)、17日(金)に横須賀芸術劇場にて開催される予定です。大会長は、神奈川歯科大学小児歯科学講座の木本 茂成教授です。

 

会場:出島メッセ長崎

会場:出島メッセ長崎(長崎県長崎市)

会場入口 看板

会場入口 看板

口頭発表

口頭発表

 
ポスター会場

ポスター会場

GC展示ブース

ジーシー展示ブース