「GC友の会 学術講演会 東京歯科衛生士シンポジウム」を開催しました

  12月6日(日)東京国際フォーラム ホールB7にて、「GC友の会学術講演会・東京歯科衛生士シンポジウム」を開催し、802名の参加登録があり、たいへん盛会でした。
  「もっと知りたい!歯周治療?歯周組織からメインテナンス・SPTまで?」をテーマに、東京歯科大学病理学講座准教授の橋本貞充先生、東京医科歯科大学大学院高齢者歯科学分野非常勤講師の薄井由枝先生、原田歯科医院歯科衛生士の川崎律子先生、医療法人社団木津歯科デンタルステーション横浜主任歯科衛生士の岩崎美和先生に、それぞれご講演いただきました。

  まずは、橋本貞充先生より、「歯周組織の細胞たちのコラボレーション?生きている歯周組織の細胞たちに思いをめぐらせてみませんか?」をテーマに基調講演を行っていただきました。歯周組織の細胞について、大変分かりやすい表現でご説明いただき、日々の臨床を細胞という観点から見つめ直す、貴重な時間となりました。

  その後、薄井由枝先生に「歯周治療のインスツルメンテーションとSPTの実際」をテーマに、エキスプローリングテクニックからSRPまでのインスツルメンテーションスキルのポイントを中心に、患者さんと共にゴールを共有しながら前に進んでいくことの重要性をお話いただきました。

  続いて、川崎律子先生に「生涯のパートナーとして」をテーマに、生涯のパートナーとして必要とされる歯科衛生士になるためには「今できること、やるべきこと」をつねに考え治療に携わっていくことが大切であり、変化に応じた適切な対応ができるよう、病態を見る目と確かな知識・技術、コミュニケーションスキルが求められていることを、長期に渡る臨床例を通じてお話いただきました。

  昼食時間をはさみ、岩崎美和先生に「インプラント治療を成功させるための歯科衛生士の役割?インプラント周囲組織の診査とメインテナンス」をテーマに、インプラント周囲組織の診査と対処法について、インプラント周囲組織の構造や歯周組織との違いを踏まえてメインテナンスを行う重要性やケア用品の具体的な使用方法をお話いただきました。

  最後の質疑応答・ディスカッションでは、会場よりいただいたインプラントのメインテナンスについてのご質問や、事前にいただいたご質問について、経験豊富な講師からの臨床上のアドバイスだけでなく、病理学からの解説もあり、非常に充実した内容の濃いものとなりました。

  展示コーナーでは新製品「ルシェロフロス」をはじめ、「MIペースト」、「プリニアスリム」などの予防関連製品の展示を行い、多くの方にお立ち寄りいただきました。

満員の会場

満員の会場

日本歯科商社書籍コーナー

日本歯科商社書籍コーナー

製品展示コーナー(1)

製品展示コーナー(1)

製品展示コーナー(2)

製品展示コーナー(2)