「GC友の会 55周年記念シンポジウム プレミアムシンポジウム&レクチャー」を開催しました

  6月26日(日)に、弊社社屋(GC Corporate Center 5F)にて、「GC友の会 55周年記念シンポジウム プレミアムシンポジウム&レクチャー」を開催いたしました。
  プレミアムシンポジウム&レクチャーは全5回を予定しており、今回はその第3回目で、「確実に上がる歯周外科のラーニングステージ」というテーマにて、京都府京都市にてご開業の宮本泰和先生をコーディネーターとして、大阪府大阪市にてご開業の浦野智先生、東京都中央区にてご開業の松井徳雄先生、大阪府大阪市にてご開業の奥田裕司先生、京都府京都市にてご開業の瀧野裕行先生にご講演いただきました。

  はじめに、コーディネーターの宮本先生より「歯周治療におけるラーニングステージ」と題して、歯周治療における3つのキーワードであるConceptualization(概念化)、Predictability(予知性)、Longevity(永続性)のもと、歯周外科の術式を適切に選択し、確実に行うことで、歯周病の原因の除去はもちろん、疾患が再発しにくい口腔内環境をつくり、治療結果の永続性を得るという、目指すべきゴールをご提示いただきました。
  次に、浦野先生より「切除療法と再生療法」と題して、硬組織と軟組織それぞれに対する、切除療法と再生療法の適切なアプローチ方法について解説いただきました。
  そして、松井先生より「Periodontal Plastic Surgery」と題して、結合組織移植片の採取、根面被覆術の術式や、注意点などをお話しいただきました。
  続いて、奥田先生より「Ridge Preservation?より安全確実にインプラントを行うために?」と題して、抜歯後の歯槽骨吸収のメカニズムを踏まえて、歯槽堤保存術の有用性とその術式について、解説いただきました。
  次に、瀧野先生より「審美領域におけるPerio & Implant」と題して、審美的ゴールの設定方法や、審美的結果を獲得するための臨床的要因等についてお話しいただきました。
  最後に、宮本先生に再度ご登壇いただき、治療計画の重要性を改めてご説明いただきました。そして、「1つの治療が科学として普遍性を持つためには、誰が行っても同じ結果が得られるものでなければならない」という科学性に支えられた歯科治療の大切さについてもお話しいただきました。

  次回のプレミアムシンポジウム&レクチャーは8月7日(日)、同じく弊社社屋(GC Corporate Center)にて開催を予定しております。

宮本泰和先生

宮本泰和先生

浦野智先生

浦野智先生

松井徳雄先生

松井徳雄先生

奥田裕司先生

奥田裕司先生

瀧野裕行先生

瀧野裕行先生

シンポジウム会場

シンポジウム会場