「Walsh教授特別講演会」を開催致しました (9/27)

 2006.9.27

「Walsh教授特別講演会」を開催致しました

  9月24日東京・秋葉原ダイビルにて、オーストラリア、ブリスベンのクイーンズランド大学歯学部長でデンタルサイエンスの教授を務められていますLaurence Walsh教授による特別講演会を開催致しました。

  「歯科におけるチェアサイド診断と再石灰化の最前線」のテーマで唾液、デンタルプラークそして生活習慣因子の観点からのう蝕についての患者診断の概要について、また、リカルデント(CPP-ACP)のエナメル質再石灰化についての興味深い特長もご紹介いただきました。

  ご講演で紹介いただきました器材等はWalsh教授が日常臨床において開発され、クイーンズランド大学歯学部、学生クリニックにおけるカリエスリスク評価に数年間使われてきたもので、現代の歯科臨床において、カリエスリスク評価及び日常生活におけるセルフケアと生活習慣へのアドバイスの実践を支援するものです。教授には、それらの器材を用いてう蝕に対する‘Maximum Interception Dentistry(最大迎撃歯科)’の系統的臨床術式についてもお話いただきました。

  う蝕リスク要因を把握し、効果的なう蝕進行の停止と初期脱灰エナメル質の再生は期待に応える臨床結果をもたらしてくれることをご講演いただきました。


特別講演会
特別講演会
公演中のWalsh教授
公演中のWalsh教授
特別講演会
特別講演会