富士小山工場第4工場が完成しました (11/9)

 2007.11.9

富士小山工場第4工場が完成しました

  11月6日に富士小山工場内に第4工場が竣工しました。竣工式、披露式、パーティが催され、来賓として歯科界及び各界から多くの著名な方々をお迎えして、盛況の内に終了しました。

  第4工場は敷地面積 851m2、延床面積 815m2の平屋建てで、株式会社坂茂建築設計にデザインを依頼し、「自然に溶け込む森林工場」「構造(梁)と設備(ダクト)の一体化」をコンセプトに設計されました。鹿島・松井建設工事共同企業体によって施工され、未来志向の建物が出来上がりました。GMP(医療用具の製造管理及び品質管理規則)によって厳しく要求される高度管理医療機器 -医療機器のクラスIIIであるインプラントやホワイトニング、クラスIVである生体組織再生材料のメンブレンを中心とした製品を製造します。今後順次量産試作、バリデーションを開始し、実際の出荷は2008年春の予定で、2010年には17億円の製造量を計画しています。
特徴としては、 

1. Wパッケージ構造(管理区域をI~V段階に分け、レベルVのクリーンゾーンを次のレベルのゾーンでサンドイッチすることにより、レベル管理を段階的に実施する構造の事)と、人とモノの動 線の区分による汚染、コンタミネーションの排除
2. 高度に調整された空調システムによるゾーニング
があげられます。