「第4回国際歯科技工学術大会、第30回日本歯科技工学会学術大会」が開催されました

 11月21日(金)から23日(日)までの3日間にわたり、大阪国際会議場にて、「第4回国際歯科技工学術大会および第30回日本歯科技工学会学術大会」が同時開催されました。今回は10年に一度の国際大会ということもあり、「世界に発信!日本の歯科技工?審美修復・インプラント治療そして教育?」をテーマに、海外からの来会者も多く、3,778名の大変多くの方々が参加され、盛大な大会になりました。

 大会長は大阪歯科大学客員教授の末瀬一彦先生でした。

 本学術大会は市民公開講座を含み、基調講演1題、特別講演9題、シンポジウム3題、招聘講演36題、デモンストレーション17題、テーブルクリニック14題、ランチョンセミナー4題、ポスター発表113題、企画トピックスやテクニカルコンテスト等、大変多彩な内容でした。

 メーカー主催のランチョンセミナーでは、弊社CAD/CAMシステム(Aadvaシステム)を導入いただいている、株式会社コアデンタルラボ横浜の陸誠先生より「CAD/CAMの臨床応用とこれからの展望」の演題にて、システムの概要や特長、今後の課題や展望について講演いただきました。

 弊社社員や弊社関連会社社員もいくつか発表させていただきました。

 デモンストレーションとして町田大樹より、光重合型レジン表面滑沢キャラクタライズ材である「ジーシーナノコートカラー」について特長や理工学的特性、使用上のポイントや使用例等を発表させていただきました。

 同じくデモンストレーションとして柴田力より、新しいコンセプトの人工歯である「ジーシーサーパスGシリーズ」について、開発の背景や製品の特長、加えて、今後開発予定の流し込みレジンの概要についても発表いたしました。

 ポスター発表では、堀内治彦により「硬化時石こう結晶形状の調整による安定膨張型超硬石こうの有効特性について」のテーマにてジーシーニューフジロックIMPについて、同様に中川幸夫により「新コンセプトの人工歯開発」のテーマにてジーシーサーパスGシリーズについて、上野貴之により「りん酸塩系埋没材の膨張特性と各種合金に対する適合性について」のテーマにてセラベストGやイノベストをコントロール群として試作品との比較検討した結果について発表させていただきました。

 また、併設のデンタルショーでは企業展示が82社、日本歯科技工学会賛助会員企業が5社出展。ジーシーでは、インプラントシステム「ジーシーインプラントRe ジェネシオフィクスチャー〈インターナルタイプ〉、セティオフィクスチャー〈エクスターナルタイプ〉」、歯科技工用CAD/CAM(未発売品)、オールセラミックス用陶材のVITA VMシリーズ(VM7やVM9)、超高強度MFRナノハイブリッド型硬質レジン「ジーシーグラディアフォルテ」、ラミネートベニア焼成用耐火模型材「ジーシーベニアベスト」、バイオミメティック・コンセプトから生まれた新次元の人工歯「ジーシーリブデントグレース」や講演発表した新製品の展示を行い、多くのお客様にお立ち寄りいただきました。

 なお、次回の第31回学術大会は、来年の11月22日(日)?23日(月・祝)にアクロス福岡にて、日本歯科技工学会九州・沖縄支部支部長の斉藤武史先生を大会長に開催される予定です。

大阪国際会議場

大阪国際会議場

会場入口

会場入口

メインホール大会長ご挨拶

メインホール大会長ご挨拶

A会場

A会場

ランチョンセミナー

ランチョンセミナー

デモンストレーション(ナノコートカラー)

デモンストレーション(ナノコートカラー)

デモンストレーション(サーパスG)

デモンストレーション(サーパスG)

ポスター発表(ニューフジロックIMP)

ポスター発表(ニューフジロックIMP)

ポスター発表(サーパスG)

ポスター発表(サーパスG)

ポスター発表(埋没材)

ポスター発表(埋没材)

併設デンタルショー入口看板

併設デンタルショー入口看板

ジーシー展示ブース

ジーシー展示ブース