「GC友の会 学術講演会 東京歯科衛生士講演会」を開催しました

 8月30日(日)に、ベルサール秋葉原2Fホールにて、「GC友の会 学術講演会 東京歯科衛生士講演会」を開催し、約600名のお客様にご来会いただきました。
 今回は、「セルフケアが定着しない、モチベーションの向上・維持が難しい患者さんへの対応とかかわり」 をメインテーマに、神奈川県横浜市・医療法人社団木津歯科オーラル&マキシロフェイシャルケアクリニックにご勤務の歯科衛生士の岩﨑美和先生、奈良県奈良市・貞光歯科医院にご勤務の歯科衛生士の池田育代先生、北海道札幌市・池田歯科クリニックにご勤務の歯科衛生士の佐藤昌美先生、東京都日野市・村上歯科医院にご勤務の歯科衛生士の村上恵子先生、の4名の先生方にご講演いただきました。

 まず始めに、岩﨑美和先生より、「インプラントを長期に良好な状態に保つために、歯科衛生士が求められるケアとサポート」という演題にてご講演いただきました。
インプラント周囲組織評価を含めた口腔検査法を、歯科衛生士の立場から解説し、天然歯とインプラントを、長期に良好な状態で共存させるための方法について、解説されました。

 次に、池田育代先生より、「歯周基本治療における歯科衛生士の役割」という演題にてお話しいただきました。
超高齢化社会になり健康寿命が延びた今、健全な歯周組織を長期にわたり維持させるには、早い段階から歯周疾患を未然に防ぎ進行させないことが大切であるとお話しされました。

 お昼休憩をはさんで佐藤昌美先生より、「モチベーションの大切さ?重度慢性歯周炎と根分岐部病変のプラークコントロールから?」という演題にて、ご講演いただきました。
重度慢性歯周炎や、大臼歯に根分岐部病変を有する患者さんへの対応を通して、歯周治療におけるモチベーションの大切さに付いてお話しいただきました。

 最後に、村上恵子先生より、「患者さんの高齢化と健口サポート?今、歯科衛生士としてできること?」という演題でお話しいただきました。
高齢化により患者さんのメインテナンスも長期化してきており、そこには老化現象に直面する機会が増えてきている。その様な患者さんの健康サポートにどうかかわっていけばいいかをお話しいただきました。

 展示コーナーでは、独自の特許技術によりシャープニング不要でブレードが薄い「アメリカンイーグル XPシリーズ」及び「インプラントチタンスケーラー」の各種ハンドインスツルメント、インプラントを長期的に維持するためのメインテナンス・ケア専用の歯ブラシ「ルシェロ歯ブラシ I-20インプラント」、SPTやメインテナンス時のペリオリスク部位のプラーク除去用「ルシェロ ペリオブラシ」、他予防製品を中心にご紹介し、多くのお客様にご覧いただきました。


ベルサール秋葉原

ベルサール秋葉原

満員の講演会場

満員の講演会場


岩崎美和先生

岩﨑美和先生

池田育代先生

池田育代先生


佐藤昌美先生

佐藤昌美先生

村上恵子先生

村上恵子先生


展示コーナー

展示コーナー