6月5日（木）?8日（日）の4日間にわたり、中国・北京市の北京展覧館にて「Sino-Dental 2008」（第13回中国国際口腔設備材料展示会および学術交流会）が開催されました。展示会には世界20カ国から昨年を上回る540社が出展し、昨年同様延べ10万人の参加者がありました。展示業者の増加のため、屋外の仮設大型テントを昨年同様5基準備しても、新規出展希望、ブース拡大希望に対応できず、来年は北京国際展覧センターにて開催するとの主催者側の発表がありました。
期間中の6月5日（木）に、第三回「日中デンタルフォーラム」が開催され、全部で5テーマの講演が行われました。日本側からは2テーマで、東京医科歯科大学の松村光明教授と柏田聡明教授のお二人がご講演され、昨年と同じ約250名の方々が聴講されました。本年からこのデンタルフォーラムは、生涯研修の指定講座となり、より学術色の強いものとなりました。
ジーシーは、ジャパンパビリオンのある、1号館の入口右側に大型ブースを設け、新製品のコンポジットシステムを中心に、主力のグラスアイオノマーセメント、印象材、ＧＣ蘇州製造のレジン歯、床用レジン等の製品についてご紹介しました。また、昨年好評をいただいたブース内製品セミナーを今年も実施しました。講師には、首都医科大学の候教授、温教授、湖北大学の黄教授、四川大学の李教授、第四軍大学のニィ教授の5名をお招きし、たくさんの来場者にご覧頂きました。
恒例のオープニングパーティーは、主管の衛生部交際交流センターの意向により、その費用を5月12日に発生した四川大地震の復興支援金とするために中止となりました。
ＧＣグループも、少しでも被災者のお役に立てればという気持ちを込めて、中華口腔医学会に対し、支援金及び支援物資をお送りしました。目録授与式には、中華口腔医学会の王興会長から熱いメッセージをいただきました。
北京展覧館
日中デンタルフォーラム
ＧＣ展示ブース
ＧＣブース内製品セミナー
四川大地震復興支援目録授与式