「介護の日」の11月11日に、農林水産省は「新しい介護食品」の愛称として「スマイルケア食」が選ばれたことを発表され、行政としてこの名称を広く国民の皆様に広めていくことが発表されました。
また、同日開催された介護食品に関するシンポジウム「みんなで考える“介護食品”」にて、ジーシーがプロデュースしております食支援施設「Kamulier(カムリエ)」の取り組みが紹介されました。
超高齢社会の中、高齢者の健康寿命延伸において低栄養の予防は重要な課題のひとつとなっています。
そこで農林水産省は、介護食品の認知度向上や普及のための検討を行い、噛むこと、飲み込むことが難しい方々の食品だけでなく、低栄養の予防にもつながる食品、日々の生活をより快適にする食品を「新しい介護食品」として整理し、その愛称を一般公募した中から決定しました。
また、同日開催された介護食品に関するシンポジウム「みんなで考える“介護食品”」では、高齢者の「食」にかかわる医療者、ホームヘルパー、患者家族、企業の立場からのパネルディスカッションがおこなわれました。
その中で、地域の拠点となって口腔ケアと食の情報発信をおこなっているカムリエの取り組みが紹介され、家族みんなで同じものを食べるというコンセプトや介護食品の活用法の提案に評価をいただきました。
カムリエの活動が紹介されるパネルディスカッションの模様は、12月13日(土)午後2時?2時59分にNHK Eテレ「TVシンポジウム」にて放送の予定です(放送日時は変更になる場合があります)。
パネルディスカッションの様子
写真左より
藤田保健衛生大学 東口 高志 教授
外薗 樹里さん
農林水産省 櫻庭 英悦 食料産業局長
*写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。