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白河みなみ歯科クリニック
予防を通じて
地域に健康の大切さを
提供する
東北の入り口に当たる白河市に予防歯科をメインにした歯科医院がある。予防意識を地域に根づかせることで、治療のレベルアップにもつながるという。
2つの待合室と診療空間
みちのくの入り口として、かつて白河の関が設けられていた白河市。その市街地から少し離れた街道沿いに「白河みなみ歯科クリニック」がある。郊外にもかかわらず、多くの患者さんが来院されるという。
「患者さんは予防と治療の方が半々で、最近は郡山や那須からも予防のために来ていただいています」と、院長の鈴木勝美先生は笑顔で語られる。
医院内は玄関を入るとガラスで仕切られた風除室があり、そこを挟んで2つの待合室、治療用の待合室と予防用の待合室に分かれている。診療空間は各待合室からアクセスしやすい回廊型にレイアウトされ、中庭を挟んで左側に5つの個室治療室、右側には5つの個室予防室が用意され、まるで2つの医院が合わさっているようである。
「予防のための患者さんが増えてきたので治療エリアと予防エリアを分けて全面改装しました」。改装が全て終了したのが2011年1月で東日本大震災の2ヶ月前だった。改築直後ということもあり、被害は最小限に抑えられたという。
予防は治療をレベルアップさせる
「白河みなみ歯科クリニック」がこの地に開業したのは1998年。
「開業当初は患者数も少なく不安でした。あるとき、山形県酒田市の熊谷 崇先生のセミナーに参加して“予防歯科”の大切さを再認識しました。福島の県南地域は子供のう蝕罹患率が高いので、学校検診や地域の子育て施設など、いろいろな機会を利用して予防の大切さを地域の子供たちと母親に訴えていきました」と鈴木先生。
治療の患者さんには、治療後のメインテナンスの大切さを訴えながら少しずつ予防意識の種を蒔いていった。
「予防意識が定着すると1本の歯に対する患者さんの価値観が変わってきます。その後、もし治療の必要が生じても患者さんが妥協せずに最高の治療を求めてこられます」。予防は治療をレベルアップさせる力にもなったという。
最高の設備が治療のモチベーション
予防室には5台のイオムPLUSが導入されている。治療室にはレフィーノが3台導入されていて、そのうちの2台にはマイクロスコープが装備されている。
「歯に対する価値観が高くなるほど治療のスキルアップも欠かせません。そのためにも最高の設備が必要です。また、優れた機材を導入することで、自分の治療に対するモチベーションアップにもなっているのです」。インプラント治療のために3DのプロマックスとクラスBのバキュクレーブ31B+も導入した。
「理想は全てのユニットにマイクロスコープを装備して、ドクターも歯科衛生士も同じ視点で患者さんを診ることです」と語る。
予防をキーワードにひとつのカタチが出来上がってきた「白河みなみ歯科クリニック」。5年、10年後にはみちのくの入り口・白河にこの医院ありと呼ばれる存在になる可能性を感じさせてくれる。
中庭に面した予防用の診療室。「白河みなみ歯科クリニック」の診療室は中庭を中心に回廊式に配置されている。
治療用の診療室には、マイクロスコープを装備したレフィーノが2台導入されている。主にエンド治療に使用されるが、より完璧な治療のためには、今後ますます必要不可欠になり、予防でもマイクロスコープを使っていきたいと語られる。
治療用診療室側の動線は、中庭に面している。X線室も2つ設置されており、治療用診療室側のX線室にはプロマックス3Dが導入されている(写真右)。
自分の治療に対するモチベーションアップのために導入したクラスBのバキュクレーブB31+による滅菌も、当たり前のこととなったという。
治療用診療室側の動線は、中庭に面している。X線室も2つ設置されており、治療用診療室側のX線室にはプロマックス3Dが導入されている(写真右)。
自分の治療に対するモチベーションアップのために導入したクラスBのバキュクレーブB31+による滅菌も、当たり前のこととなったという。
常勤スタッフは、歯科医師2名、歯科技工士2名、歯科衛生士3名、受付兼助手1名で構成される。スタッフのスキルアップのために、著名な歯科衛生士を招いた研修会も開催している。
院長 鈴木勝美 先生
常勤スタッフは、歯科医師2名、歯科技工士2名、歯科衛生士3名、受付兼助手1名で構成される。スタッフのスキルアップのために、著名な歯科衛生士を招いた研修会も開催している。
院長 鈴木勝美 先生