たかなし歯科医院

たかなし歯科医院
埼玉県さいたま市中央区八王子

高い技術と知識を携えた安らぎの歯科医院が誕生

2020年にさいたま市に誕生した「たかなし歯科」。
長年大学病院に勤めた院長が経験を生かし、地域の歯科医療に貢献する。

 

“知識と技術を地域医療のために” 大学病院勤務から転身

 

 閑静な住宅街の一角に佇む本格的な和風建築は、一際目を引いた。2020年2月に開院した「たかなし歯科」である。全面ガラス張りの待合室はダウンライトの暖色照明に彩られ、外から見るとホテルのエントランスを思わせる趣きだ。
 「患者さんがリラックスして過ごすことのできる空間を作りたくて、木をふんだんに使用した建物にしました」
 そう語るのは高梨琢也院長。東京歯科大学を卒業後、そのまま大学病院に残り、16年間第一線で活躍した。専門は補綴とインプラントである。大学病院での整った環境から一転、開業を決意した背景には、どんな思いがあったのか。
 「大学では、ベーシックなものからアドバンスなものまで、さまざまな症例を経験しました。大学で学んだ知識と技術を地域医療に生かしたいという思いから、歯科医院の開業に至りました」

 

 

子供連れから高齢者までどなたでも通いやすい医院に

 

 高梨院長が開業にあたりこだわったのが、十分な広さを確保することだった。建坪はおよそ150平米。入口からの段差は一切なく、バリアフリーを実現。また、段差をなくしつつも院内は靴を脱いで上がるようになっており、清潔感と居心地の良さが醸成されている。
 診療室は、プライバシーを守りながら落ち着いて診療に臨めるように、いずれも完全個室。子供連れの患者さんなどが受診しやすいように、ファミリースペースを備えた診療室も設けてあり、安心して治療を受けられるよう工夫されている。また、これらのデザインはすべて木目や漆喰調に統一されていて、落ち着ける安らぎの空間を作り出している。

 

 

大学病院と同等の治療環境を実現

 

 高梨院長が勤めた大学病院には、各メーカーのユニットがそろっていたという。その中からジーシーを選んだのは、実際に使い比べての判断だったそうだ。
 「ジーシーのユニットは、他社のものと比べると、操作ボタンが簡略化されていてシンプルで、迷いなく使えました。加えて、修理が少ないというイメージもあって選びました」
 また、総合メーカーのジーシーならば消毒や滅菌など衛生面の設備もサポートしてくれると考えたという。ウォッシャーディスインフェクターや高圧蒸気滅菌器などもジーシーの製品を導入し、消毒や滅菌の充実を図っている。
 「患者さんに安心で安全な診療を受けていただくのは、大学病院も歯科医院も同じです。そこに違いがあってはならないと思い、大学病院と同等の設備をそろえました」と、強いこだわりを語る。

 

 

地域の方々に信頼される歯科医院を目指して

 

 確かな治療技術に、充実した設備を備える「たかなし歯科」では、一般的な歯科医院では難しいとされる高度な治療も行える体制が整っている。しかし、まずは目の前の診療に集中しているという。
 「どんな小さな疾患でも決しておろそかにせず、丁寧に診療しています。そこで地域の皆さんと信頼関係を構築していけば、自然とインプラントなど自分の専門技術を発揮する機会が出てくると思っています。歯科医療を通じて、皆さんに快適な生活を提供していきたい、それが私たちの願いなんです。そしてできれば、皆さんに支持される、地域のかかりつけ歯科医院を目指したいですね」と高梨院長。
 開院から半年が過ぎて、順調に患者さんが増えてきているという。安らげる空間に整った診療体制、そして何より患者さんと向き合う高梨院長の真摯な姿勢が、地域に着実に浸透しつつある。