すべては患者さんの“幸せ”のため 一般歯科と矯正歯科で尽力
札幌の地で、矯正専門の歯科医院から一般歯科医院へとリニューアル。
的確な技術と親身な姿勢で、地域の患者さんの支持を集めている。
師の教えを胸に院長就任
地下鉄さっぽろ駅から3駅の環状通東駅のすぐそばという好立地にある「Dental Office Hokuai」。同医院に勤務する多比良学子先生が以前矯正歯科医院を開いていたテナントを拡大し、2022年11月にリニューアルオープンした一般歯科医院だ。
院長を務めるのは石田桂大先生。卒後に大学病院に勤務した後、北海道砂川市にある「多比良歯科医院」にて、学子先生のご主人・多比良昭寛先生に師事。現在同院の理事長を務める中澤篤史先生とともに研鑽を積み、このたび院長に抜擢された。
「昭寛先生からは、働くにあたっての心構えを教わりました。『患者さんに喜んでもらえることが仕事だよ』という言葉が、私の診療の原点となっています」
こだわりの院内で一般治療と矯正治療を展開
「Dental Office Hokuai」のエントランスは、白と黒を基調としたシックな雰囲気となっている。歯科関係ではない外部識者の意見を取り入れ、いわゆる歯科医院らしさを抑えたそうだ。院内の診療スペースは、治療を行うエリアと、矯正・メインテナンスを行うエリアで分けられている。また、治療エリアは診療ブースがパーテーションで区切られ、すっきりと清潔感のある印象。一方の矯正・メインテナンスエリアは完全個室で、リラックスできる優しい印象とデザインも変えてあり、それぞれの役割がイメージできるようになっている。
日々の診療を支えるジーシーの診療用大型機器
一般歯科医師と矯正歯科医師が在籍し、臨床において常に深く関われることが、「Dental Office Hokuai」の大きな強みだ。
「例えば歯を移動して咬み合わせを正した後で補綴装置を製作するなど、矯正と一般歯科の密な連携により診療の幅を広げられ、患者さんに合った方法を提示できます」
そんな診療を支えるすべてのユニットには、ジーシーの「イオム アクア」を導入した。選定の理由についてはこう語っている。
「大学病院の勤務時に様々なユニットを使いましたが、ジーシーのユニットが一番使いやすいと感じました。ボタンがシンプルで、マニュアルを読み込まなくても感覚的に操作できる点が気に入っています。加えてイオム アクアは水環境がクリーンで、患者さんに安心して診療を受けてもらえると思いました」
さらに、X線CT診断装置にはAadva GX-100 3Dを導入している。石田先生が特に気に入っているのは1歯だけを撮影できるエンドモードで、患者さんの被ばく量が抑えられるうえ、3Dの画像も非常に鮮明で正確な情報を得るのに重宝しているという。また、矯正の臨床においても非常に役立っており、とりわけワンショットタイプのセファロ撮影が便利だと、学子先生も評価しているとのことだ。
“雑談力”で患者さんに喜んでもらえる医療を
“患者さんに喜んでもらうために働く”という昭寛先生の教えは、石田先生を始め、医院の全員に強く息づいている。
「当院では、患者さんの歯を守ることは当然として、患者さんの生活を豊かにするためのお手伝いをして、より幸せになってもらうことが目的なんです」と、石田先生は思いを強調する。これを実現するために大切にしているのは“雑談力”だという。
「何気ない会話の中に、患者さんの生活やバックグラウンドが見えてきます。だからこそ、患者さんとの雑談を大切にして、寄り添っていきたいと考えています」
一般歯科と矯正歯科を組み合わせた質の高い診療と、心を通わせるコミュニケーションで、「Dental Office Hokuai」は今日も患者さんの“幸せ”のために力を尽くしている。