WATANABE DENTAL CLINIC

WATANABE DENTAL CLINIC
青森県八戸市田向

八戸の地から健康と美を発信
世界標準の歯科治療を目指す

2023年9月に開業を果たした「WATANABE DENTAL CLINIC」。
十二分の経験による確かな技術と周到な戦略で、地域に新風を巻き起こしている。

 

最後のチャンス 円熟の域に達した歯科医師の決断

 

 八戸の新興住宅が並ぶ県道沿いに「WATANABE DENTAL CLINIC」が開業した。目の前には新井田川が流れ、春には川岸に咲く桜が彩りを与えてくれる。
 院長の渡辺理平先生は、同市内の「夏堀デンタルクリニック」に25年ほど勤務して実績を重ねた後、開業に踏み切っている。
 「勤務先ではさまざまな勉強をさせてもらいましたし、待遇面でも良くしていただきました。しかし50歳を越えて、開業するなら今が最後のチャンスだと考えたのです」と、渡辺先生は開業の思いを語る。

 

労を惜しまぬ情報発信が功を奏す

 

 渡辺先生が不退転の決意で開院した「WATANABE DENTAL CLINIC」では将来を見据えたオーラルスキャナ(IOS)を主軸に、インプラントや補綴治療、マウスピース矯正、ホワイトニングなどの治療を得意としている。さらに“健康と美を追求する歯科医院”というコンセプトが示すとおり美容も軸のひとつとしており、看護師である奥様の幸子さんの協力により美容治療も提供する。ハイフやヒアルロン酸注入、ボツラックスなどが人気だそうだ。
 開業から1年に満たないが、患者さんの数は順調に増えており、近隣のみならず、県外など遠方から訪れる方も少なくないという。そこには渡辺先生の戦略があった。
 「たとえ高い技術があっても、それを知っていただかなくては患者さんに響かないと思いましたので、開業前の準備段階からインスタ(Instagram)を始めて、こまめな情報発信に注力していました。自分が得意な治療について積極的に発信したことで、遠方から患者さんが来てくれています」
 またInstagramと連動して、医院のホームページではブログを公開。診療の合間を縫って、労を惜しまず執筆した結果、短期間で急速に認知度を高められた。そして、この認知度の向上には思わぬ効果もあったという。
 「もともとは患者さんのために始めたインスタでしたが、採用にも絶大な効果を発揮しました。当院には現在5名の歯科衛生士が働いているのですが、いずれもインスタからの応募だったのです」と、驚きを隠せない様子の渡辺先生。歯科衛生士が5名集まったことで、診療スペースすべてにユニットを設置し、フル稼働の状態でスタートを切れた。

 

人と技術への信頼が決め手

 

 開業にあたって、院内の6台のユニットにはすべてジーシーのイオム アクアを選定した。その選定理由は主に2つあったという。
 「ひとつは担当者です。勤務医の頃から長い付き合いがあり、信頼できる方でしたので、開業を考えたときに真っ先に相談しました。もうひとつは、歯面清掃用器具のエアフローをユニットに内蔵できる点です。メインテナンスを行いやすいユニットであることは歯科衛生士を採用するうえでも大きなアドバンテージになりました」
 また、材料においてもジーシー製品を多く使用している。とりわけ、フロアブルレジンシリーズは「思ったように流れてくれるのでとても扱いやすい」と高く評価する。

 

目指すは世界標準 高い志を次世代に引き継ぐ

 

 円熟した技術と卓越した情報発信が実を結び、順風満帆の「WATANABE DENTAL CLINIC」。渡辺先生は今後どのような医院にしていきたいと考えているのか。
 「八戸は地方都市ですが、地方にいながら世界標準の治療を提供できる医院を目指していきます。そして、その技術やノウハウを、次の世代に継承していければと考えています。私は前の勤務先で、歯科医師として大いに成長させていただきました。自分の医院でも、多くの人を育てていきたいです」
 渡辺先生の熱い決意を原動力に、「WATANABE DENTAL CLINIC」は力強い一歩を踏み出した。