カルテ(歯科診療録)
カルテ
カルテ(歯科診療録)とは、治療の内容を書き留めておく記録用紙で、診療報酬請求を行ったり、医療行為の内容を証明するためにも使用する大切な書類です。
カルテ(歯科診療録)の取り扱いは、「歯科医師法」「保険利用期間及び保険医療担当規則」「歯科医師法施行規則」等により、厳密に定められています。
カルテの作成には、「定められた様式の紙へ手書きで記入する方法」と「歯科用レセプトコンピュータを利用して入力し、紙へ印刷する方法」の2通りの方法があります。
また、保存方法には「記入または印刷したカルテを保存」する方法と、「電子カルテシステムを利用して、法律に則ったデータ形式で保存」する方法の2通りがあります。
カルテの重要性と作成時のルール
- 診療報酬請求を行うための原本となる
- 歯科医院で行った医療行為の内容を証明するための書類となる
- 治療の終了日から5年間の保存義務がある
- 1人の患者さんにについて継続して記入し、初診毎に更新しない
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カルテの記入に鉛筆は使用できない
訂正する場合は修正液や修正テープは使わず、二重線で取り消して行う