高額療養費
高額療養費制度とは
Q&A
- 高額療養費の対象とならない治療はありますか。
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保険治療が対象となりますので、自由診療で掛かった医療費は対象になりません。
また、歯科にはあまり関係がありませんが、「食費」「居住費」「差額ベッド代」等も対象とはなりません。 - 月の途中で患者さんの加入する医療保険の保険者が変わった場合は、合算しても良いのですか。
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月の途中で保険者が変わった場合、「1患者・1医院・1保険者」というレセプト請求の原則に則り、レセプトが保険者毎に分かれます。
したがって、それぞれの保険者で掛かった医療費は合算できません。
ただし、後期高齢者医療制度へ移行した場合は、特例が認められています。
⇒「75歳到達月の高額療養費の自己負担限度額の特例」 - 高額療養費制度と医療費控除制度は別の制度ですか。
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別の制度となります。
高額療養費制度: 保険医療受診時の自己負担分を補助する制度で、1ヶ月の保険医療費自己負担分に対して補助が行われます。 医療費控除制度: 1月1日~12月31日までの1年間に、自身及び生計を一緒にする配偶者やその他親族のために支払った医療費の総額によって、所得税の控除が受けられる制度です。