町医者として地域の患者ニーズに応える移転開業した歯科医院
東京都江戸川区平井で、地域で信頼される歯科医院と評判の「いちかわ歯科医院」。
2014年1月にGC Corporate Center 5万人目のお客様としてご来館された市川裕文先生が理事長を務められている。
メンテナンスフロアー新設のために移転
「いちかわ歯科医院」の開業は2003年3月。ユニット2台からスタートしたが、11年経た今ではユニット12台を有するほどの歯科医院に発展した。
「現在地には今年の2月に移転しました。それまでは、向かいにある建物の1階で開業していました。移転前にはユニット6台でしたが、メインテナンスの患者さんに不便をおかけする状況になってしまったので、この場所に新築し、移転開業しました。移転といっても数十メートルです」と理事長の市川先生。
新しい歯科医院は外光を充分に採り入れた4階建て。1階が受付と待合室、2階がユニット7台の一般診療室、3階がユニット5台でメインテナンスと特診室で構成される。ジーシー製品は、GC Corporate Centerに5万人目で来館された時に増設を決めた2台のユニットを含めて、イオムレガロが6台と、特診室にプランメカGコンパクトi を設置。その他に、マイクロスコープOPMI picoやクラスB滅菌器バキュクレーブ31+などを導入している
「患者さんに勉強させてもらっています」
開業11年で「いちかわ歯科医院」がここまで発展したのには、市川先生の診療に対する考え方にヒントが隠されている。
「まずは敷居を低くして気軽に立ち寄れる医院でありたい。そして患者さんの要望に耳を傾け、どんな些細なことでも応えてあげる、とにかく患者さんから勉強させてもらっているという気持ちで接しています」。
診 療所に来られる患者さんはデンタルIQの高い人から低い人までさまざまという。また、ひとつとして同じ症例はないので、すべてが勉強だとも強調される。そして、市川先生が心掛けているのは、初診の患者さんには治療負担の敷居も下げるということである。「最初から自費は勧めません。まず保険で治療して、新たなトラブルが起きた時に患者さんが望むならグレードアップした治療をしましょう、とお話ししています」。
下町気質の強い地域で、そんな市川先生の対応が受け入れられここまで発展してきた。誰とでも気軽に話しやすい先生の自然な対応が、地域に解け込んだ地元の歯科医院として多くの患者さんに信頼されていると感じさせてくれる。
3F 3階に配された個室設計の特診室。マイクロスコープOPMI picoが設置され、インプラントなどの外科手術とエンド治療がここで行なわれる。