小泉デンタルクリニック

小泉デンタルクリニック
東京都世田谷区

明るく何でも話しやすいコミュニケーション重視の歯科医院

世田谷の落ち着いた住宅街に新規開業した「小泉デンタルクリニック」。
院長先生の人柄と話しやすさで着実に地域住民の支持を集めている。

 

 

自分スタイルの診療をめざして開業

 

 東京・世田谷区で人気のエリアといえば、アーティストや演劇関係者が多い下北沢と庶民的で若者から高齢者まで集う三軒茶屋である。2015年11月「小泉デンタルクリニック」は、その人気エリアのほぼ中間の地に新規開業した。
 「三軒茶屋に住んでいるので、開業するならこの地を考えていました。落ち着いた住宅街ですし、私がめざす診療スタイルを実現できる場所だと思っていました」と院長の小泉由一郎先生。
 小泉先生は大学を卒業後、2つの医療法人で勤務医と院長を経験され、約15年間GPとしての研鑽を積まれてきた。
 「勤務医時代は患者さんがとても多い医院だったので、いろいろなことを経験でき勉強になりました。しかし、徐々に一人ひとりの患者さんと向き合い、治療方針や治療内容などをしっかり話し合うコミュニケーション重視の診療をしたいと思うようになり、開業を決意しました」。患者さんとじっくり話し合うことで患者さんの生活スタイルも理解でき、無理なく患者さんの気持ちの中にも入っていけると語られる。

より確かな治療のためにCTを導入

 

 「小泉デンタルクリニック」は住宅街にもかかわらず、バス停に至近という立地により認知性は抜群である。医院のエントランス前にはテラスがあり、そこにはチェアとテーブルが設置されている。「地域の方が自由にくつろいでいただきたいと思いチェアなどを置きました」
 ゆったりした待合室はカウンター席と椅子で構成され、自宅のリビングのように落ち着ける。待合室の奥には小泉先生がお気に入りの明るく話しやすいカウンセリングルームがある。3つの診療スペースは半個室タイプで、ユニットはイオムレガロ、X線室にはプランメカ社のプロマックス3Dが設置されている。
 「ジーシーのユニットはシンプルで使いやすく、スタッフにも操作しやすいので気に入っています。また、プロマックス3Dは治療のプランニングに欠かせないので最初から導入を考えていました」
 たとえばインプラント治療を行う際には「インプラント治療を患者さんが望まれたとしても、無理に埋入するのは危険です。術前にCTで診査して骨が足りないなど難ケースになるような場合にはたとえ望んだとしても勧めません」。インプラント埋入ありきのCT導入ではなく、埋入できるか、あるいは埋入すべきでないかを精確に診査するためにCT診断がかかせないと語られる。

義歯が得意な歯科医院として

 

 「インプラントを望まれる高齢者は全身疾患をお持ちの方も多いのでリスクも高くなります。もし、患者さんが義歯の不具合でインプラントを望まれるのなら、私はまず義歯の修理や調整から勧めます」
 小泉先生は勤務医時代に徹底的に義歯を勉強され、義歯を得意とされている。
 「とくに教えられたのは、義歯は残っている歯を守るためのもの。また、義歯を入れたときからがスタートで、いかに口の中に馴染ませるかが医師の腕だということでした。ですから、まずは使用されている義歯を活かすことをベースに考えて、それでも不具合が出るなら新製するか他の処置を考えましょうと、患者さんに話しています」
 義歯に限らず歯科治療は術後のフォローが大事と伝えることで、患者さんの意識もメインテナンス重視になってきたという。
 患者さんへの気遣いと、明るく丁寧なコミュニケーションを大切にされる小泉先生。地域からの信頼は着実に厚くなっている。