「第33回日本顎咬合学会学術大会・総会」が開催されました

  6月27日(土)28日(日)の両日にわたり、東京国際フォーラムにて、「第33回日本顎咬合学会学術大会・総会」が開催されました。今回は、33回大会として「新・顎咬合学 ?機能を表現する。機能を捉える。機能を発信する。?」をメインテーマに、5,000名を超える参加登録があり、盛大な大会になりました。
  大会会長は、学会理事長で福島県いわき市ご開業の小滝歯科医院 渡辺隆史先生でした。

  特別講演は、アメリカ歯周病学会(AAP)会長であるDr.Joan Otomo-Corgelをお招きし、27日午前中に大会会長の渡辺隆史先生を座長に、「Consensus on Periodontal Regeneration‐Osseous and Soft Tissue」の演題にて、また午後は、日本大学歯学部 伊藤公一先生、東京都日野市の村上歯科医院 村上恵子先生を座長に、「Systemic Disease and its Impact on Periodontal/Impact Health」の演題にてご講演いただきました。

  また前回の大会より、新しくセッションとして「ニチガクオンデマンド」という聴講者参加型のテーブルクリニックが新設され臨床経験豊富な先生方を講師に18の演題について講演されました。
  その他、指定講演92題(ランチョンセミナー8題含む)、テーブルクリニック48題、一般口演184題、ポスター発表111題、が講演されました。

  ジーシー協賛のテーブルクリニックでは、東京都港区の石井歯科医院 石井宏先生に、「歯内療法を成功に導くポイントと根管形成・充填テクニック」の演題にて、根管形成や根管充填は歯内療法の成功率をあげることにつながるのであろうか?診療上の制約が多い中で結果を出さなければならない我々に、今必要な事とは?これらの問いについて考察を加えながら歯内療法の臨床的ポイントについて分かりやすくお話しいただきました。

  ジーシーブースでは、新製品の貴金属/非貴金属/ジルコニア用接着性プライマー「メタルプライマーZ」、多目的光重合型1液性ボンディング材「G‐プレミオボンド」や根管治療システムのnexシリーズより、「NEX MTAセメント」、「NEX NiTiファイル」、「ルートナビ」、「ガターパーチャソフトポイント」、「NEX エンドモーター」、「ゼネシスパック」、「ゼネシスフィル」、接着性レジンセメント「ジーセムリンクエース」、「ジーセムセラスマート」、新しい表面性状とデザインを有する「ジーシーインプラントRe/ジェネシオPlus、セティオPlus」、等の製品をご紹介いたしました。Aadvaコーナーでは、保険適応のCAD/CAMブロックの「セラスマート」、インプラントアバットメントの製作やCAD/CAM用コンポジットブロックの加工等に対応可能なCAD/CAM SYSTEM「Aadva Scan」、審査・診断関連製品では、歯接触分析装置「バイトアイBE-I」、「JMS舌圧測定器」等、予防関連製品では、ルシェロシリーズより「ルシェロ歯ブラシ」、「ルシェロ歯間ブラシ」、「ルシェロペリオブラシ」、「ルシェロペースト マスデントF」等、また感染予防製品では、「メラクイック12+」、「バキュクレーブ29VS+」、「ハイパワーウオッシャーHW-I」等を展示しました。ユニットコーナーでは、歯科用ユニット「G-コンパクトiタッチ」、3D/パノラマ/セファロ アーム型X線CT診断装置「プロマックス3D」、カールツァイス社製手術用顕微鏡「OPMI pico」等を展示し、多くのお客様にお立ち寄りただきました。

  なお、次回大会は、2016年6月11日(土)、12日(日)に東京国際フォーラムにて開催される予定です。


国際フォーラム

国際フォーラム

会場受付

会場受付


大会長 渡辺隆史先生ご挨拶

大会長 渡辺隆史先生ご挨拶

石井宏先生 テーブルクリニック

石井宏先生 テーブルクリニック


ポスター会場

ポスター会場

展示会場

展示会場