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術直前にアタッチメントレベルを計測しておく(この時点で歯肉は可及的に健康な状態にしておく)。 |
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歯肉弁を剥離したところ、頬側に II級根分岐部病変が認められた。 分岐部内の肉芽を完全に除去し、根面をルートプレーニングし終わった状態。 |
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ジーシーメンブレンは吸収性のた め、トリミングは試適膜で行っておく。トリミングは分岐部、根面を完全に被覆し、さらに周囲骨を3mm以上覆うことを確認しながら行う。 |
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試適膜に合わせてジーシーメンブ レンをトリミングした状態。この時に、試適膜に血液等が付着しているとトリミング時にメンブレンが膨潤してしまうので注意が必要。 |
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添付されている吸収性の縫合糸を用い、歯面と緊密に接する様に注意しながら歯牙へ固定してゆく。メンブレン固定後はプローブ等を用いて歯面との間に上皮が入るスペースがないことを確認しておく。 |
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歯肉弁を縫合する前に、頬側に減張切開を加え、メンブレンをテンションが加わることなく覆えることを確認し、メンブレンに近い歯肉より縫合をすすめていく。 |
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術後1週目。この時期までは患者によるプラークコントロールは一切行わせず、週2~3回来院させて、術者によるプラークコントロールを行う。 |
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術後3週目。術後1週目より縫合糸を順次除去していく。歯肉が安定した状態になるまで懸垂縫合のみを残しておく。患者によるプラークコントロールが完全に行われているのがわかる。 |
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術後4週目。この頃になると歯肉が健康状態となり、辺縁歯肉も安定した状態となっているのが確認できる。 |
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術後3ヵ月目。この時期になると術前とほぼ同程度に辺縁歯肉の位置が落ち着いてくる。歯間乳頭部の歯肉も安定した状態になっている。 |
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術後6ヵ月目。術前に8mmのアタッチメントロスが認められた同部への計測が可能となった。今回は、4mmのアタッチメントレベルを認めたことにより、4mmのアタッチメントゲインがあった。 |
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術後1年目。辺縁歯肉に炎症症状や位置の変化は認められず、術前とほぼ同等の状態が維持されていた。 |
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術後2年目。術後1年目と同様に特に変化を認めることなく、歯肉の健康状態が維持されていた。 |
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術前のX線写真。分岐部にややX線の透過性が認められる。 |
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術後2年目のX線写真。術前と比較して分岐部の不透過性が増してきているように思われる。 |
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