省人化・省スペース化
これからの医院経営は、労働人口の減少などから省人化に対応する仕組みが必要となってくると考えられます。これらの仕組みを取り入れることで、省スペース化にも対応できるようになります。
これらは、サテライトとしての分院づくりやクリニックテナントへの対応が可能となります。
集患・予約
携帯の普及率が120%を超える現代において、何を調べるにも携帯(スマートフォン)を活用するような時代になっています。飲食店や宿泊、タクシーに至るまで電話からWEBを活用した予約があたり前になりつつある現代において、歯科医院も電話での受付対応だけではなくPCやスマートフォンを使用した医院検索と合わせ、ネットでの予約システムなどIT技術を取り入れながら、効率的な経営を検討していく必要があります。
受付・待合室
新たな感染症を踏まえると、非接触で診察券やお金のやり取りが出来る仕組みも必要になってくると考えられます。また少子高齢化の国内事情を鑑みると、今後 労働人口が減少していくなかで、スタッフの人員確保、少人数での取り組みが必要とされます。
診療室
口腔機能と身体疾患が関係しているという情報が日々増えている今、う蝕治療をはじめとする歯の形態回復のニーズは減少し、口腔機能の回復を求める声が多くなると考えられています。これからの歯科治療では、それら口腔機能を見える化し管理をしていくとともにフレキシブルな治療ニーズに対応していくことが求められます。
X線室
診査・診断に必要とされるX線装置は、歯科の分野でもフィルム→デジタル化→CT化が進み歯科用CT撮影装置の普及率は35%※に至る時代です。この様に日々情報(口腔機能や画像情報等)を得られやすくなっていく今、データ管理やその他機器との情報連携が重要になってきます。※2021年R&Dデータ参考
消毒滅菌・準備室
使用した器具の洗浄・消毒・滅菌に限らず、院内環境そのものに対する感染対策も必要です。感染症の脅威から患者さんと歯科医療従事者の身を守る環境づくりがさらに求められます。