「第61回春季日本歯周病学会学術大会」が開催されました

 6月1日(金)・2日(土)の両日にわたり、東京都新宿区・京王プラザホテルにて「歯周病治療がもたらすQOL向上」をテーマに、「第61回春季日本歯周病学会学術大会」が開催され、3,500名を超える参加登録者数があり、たいへん盛会でした。
 学術大会は、特別講演2題、シンポジウム3題、学会学術賞受賞記念講演、認定医・専門医教育講演、歯科衛生士シンポジウム、市民公開講座、ランチョンセミナー6題、国際セッション口演、一般演題口演27題、歯科衛生士口演2題、一般演題ポスター49題、臨床(認定医・専門医)ポスター63題、歯科衛生士症例ポスター17題、企業展示などが行われました。
 尚、弊社研究員から一般演題ポスターとして2題発表させていただきました。
 大会長は、東京歯科大学歯周病学講座の齋藤淳教授でした。

 特別講演Iでは、慶應義塾大学医学部歯科口腔外科学教室野の中川種昭教授を座長に、「再生医療と先制医療による健康長寿の実現」との演題にて、慶應義塾大学医学部生理学教室の岡野栄之教授がご講演されました。

 特別講演IIでは、大会長の齊藤教授を座長に、「Details in periodontal surgical techniques for periodontal regeneration and soft tissue handling to promote stable outcome and aesthetics」との演題にて、Department of Periodontology,University of Milan,ItalyのProfessor Giulio Rasperiniがご講演されました。

 シンポジウムIでは、新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健学分野の山崎和久教授を座長に、「どのようにしたら研究・臨床の取り組みを論文に出来るか」をメインテーマに2名のシンポジストがご講演されました。演題及び演者は以下の通りとなっております。
「日本歯周病学会会誌に投稿しませんか!」、日本歯科大学生命歯学部歯周病学講座の沼部幸博教授、「How to get your first research paper published―歯周病学研究の将来を担う若手研究者への応援にかえて―」、大阪大学大学院歯学研究科歯周病分子病態学の村上伸也教授。

 シンポジウムIIでは、大会長の齋藤教授を座長に、「歯周治療と口腔関連QOL」をメインテーマに3名のシンポジストがご講演されました。演題及び演者は以下の通りとなっております。
「口腔分野のQOL評価」、広島大学大学院医歯薬保健学研究科口腔発達機能学の内藤真理子教授、「医療分野におけるQOL評価」、東北大学大学院医学系研究科肢体不自由学分野の鈴鴨よしみ准教授、「歯周治療における口腔関連QOLアセスメントの実際」、東京歯科大学歯周病額講座の大井麻子講師。

 シンポジウムIIIでは、日本歯周病学会理事長で、広島大学大学院医歯薬保健学研究科歯周病態学研究室の栗原英見教授を座長として、「歯周領域における再生的アプローチ―その現状と課題―」をテーマに、3名のシンポジストが講演されました。シンポジストは以下の通りとなっております。
東京歯科大学水道橋病院臨床教授で、都内でご開業の二階堂雅彦先生、東京歯科大学解剖学講座の阿部伸一教授、大阪府語開業の浦野智先生。

 なお、次回大会は、2018年10月26日(金)、27日(土)にリーガロイヤルホテル大阪にて開催される予定です。
 大会長は、大阪歯科大学歯学部歯周病学講座の梅田誠教授です。


会場入口

会場入口

メイン会場

メイン会場


ポスター会場

ポスター会場

展示会場

展示会場