「GC友の会 学術講演会 東京歯科衛生士講演会」を開催しました

  7月24日(日)東京国際フォーラム ホールB7にて、「GC友の会学術講演会・東京歯科衛生士講演会」を開催し、760名の参加登録があり、たいへん盛会でした。患者さんとの大切な時間を、もっと有意義にすることができる4つのテーマについて、フリーランス歯科衛生士の片山章子先生、松尾歯科医院歯科衛生士の永瀬佳奈先生、 水上歯科クリニック歯科衛生士の下田裕子先生、寺西歯科医院歯科衛生士の山口幸子先生に、それぞれご講演いただきました。

  まずは、フリーランス(東京都)歯科衛生士の片山章子先生より、「継続来院の秘訣 ?個々の状況にあわせるプロケアとコミュニケーション?」をテーマにご講演いただきました。
  患者さんの口腔の健康を守るために継続して来院していただくこと、そのためにどのようなことが必要かを、コミュニケーションスキルやインタビューの工夫、また、個々に応じたプロフェッショナルケアについてお話いただきました。

  松尾歯科医院(東京都)歯科衛生士の永瀬佳奈先生より、「もっと知りたい!ホワイトニング ?基礎知識と歯科衛生士の役割?」をテーマにて、ホワイトニングをおこなうために知っておきたいホワイトニングのメカニズムや適応症・禁忌症などの基礎知識から、実施に際し歯科衛生士の重要な役割となるカウンセリングとプロフェッショナルケアを、それぞれ具体的な操作方法を含めてご講演いただきました。

  昼食時間をはさみ、水上歯科クリニック(福岡県)歯科衛生士の下田裕子先生より、「歯周治療におけるハイジニストワーク」をテーマにて、歯周治療における歯科衛生士の役割として、歯周基本治療や確実なプラークコントロール、モチベーションの維持などについて症例を交えてご講演いただきました。モチベーションの維持については、歯周治療は治療終了がゴールではなくその後のメインテナンスやSPTがあり、これらにはゴールがないことから、どのように継続していただくかをお話いただきました。

  寺西歯科医院(東京都)歯科衛生士の山口幸子先生より、「知っておきたいインプラントの基礎知識 ?基礎を知るとメインテナンスプランが見えてくる?」をテーマにて、インプラントと天然歯の違いから構造、形態などを解説。それらを理解することで、個々の患者さんが装着されているインプラントにどのようなケアが必要かがわかり、注意しなければならないことを考えることができるとお話いただきました。また、山口先生が実際におこなっているプロフェッショナルケアの方法や器具などもご紹介いただきました。

  講演終了後、講師の先生に熱心に質問をされる方が多くいらっしゃったのが印象的でした。

  会場のロビーでは、新製品のハンドル付きフロス「ルシェロフロッサー」や、講演でもご紹介いただきましたホワイトニング剤の「ティオンホーム/ティオンオフィス」など、歯科衛生士さんの臨床にご活用いただける製品を展示し、多くの方々にご覧いただきました。

満員の会場

満員の会場

演者の先生方

演者の先生方

製品展示コーナー

製品展示コーナー

日本歯科商社書籍コーナー

日本歯科商社書籍コーナー