「GC友の会学術講演会 東京特別講演会」を開催しました (7/18)

 2007.7.18

「GC友の会学術講演会 東京特別講演会」を開催しました

  7月15日(日)に、東京国際フォーラム ホールB7にて、「GC友の会学術講演会 東京特別講演会」を開催し、歯科医師の先生を中心に470名のお客様にご来会いただきました。
  今回は、「機能と審美、回復への連携」をメインテーマとし、東京都渋谷区・山崎長郎先生をコーディネーターに、東京都葛飾区・鈴木真名先生、アメリカ・カリフォルニア州・Joseph Kan先生、アメリカ・カリフォルニア州・歯科技工士の山下恒彦先生をお招きし、ペリオのファクターを持つ患者に対し、どの様にトリートメントしていくかについてそれぞれのお立場で講演いただきました。

  会に先立ちまして、弊社アドバンステクノロジー開発センター所長の侭田より、CAD/CAM加工センターをご紹介させていただきました。GN-Ⅰと先進の高精度5軸加工機GM-1000を用いた加工により、インプラント技工からオールセラミックス補綴まで幅広くサポートさせていただける体制が確立されている現状と、海外展開を含めた今後の可能性についてご案内申しあげました。

  始めに、山崎先生と鈴木先生より「審美修復処置におけるインターディシプリナリーアプローチ」と題し、患者の求める高い審美的要求に対応していくためには、歯科医師一人で行うことの限界もあり、補綴・ペリオ・矯正等の専門知識を集約し、対処していくことが重要であるとお話しいただきました。山崎先生からは、審美におけるクラスファンクションについての解説をいただき、鈴木先生には、マイクロサージェリーによる歯周外科手術を動画にてご紹介いただきました。

  次ぎに、Joseph Kan先生より「Anterior Implant Esthetics:The Ortho-Perio-Restorative Connection(前歯部インプラント審美修復:歯列と歯肉の回復の関係)」と題し、最適な前歯部インプラント審美修復のための診断と治療計画、外科処置と軟組織・硬組織の補綴処置について解説いただきました。

  最後に、山下先生より「Trend of Esthetic Implant Dentistry VIII(上顎前歯部に於けるアバットメントを含めたインプラント審美補綴)」と題し、新しい素材を使用したアバットメントを含めた上部構造についてお話しいただきました。弊社超精密加工機GM-1000を使用したジルコニアのアバットメントの症例も報告いただきました。

  会場の展示コーナーでは、インターナルシステムを追加した「GCインプラントRe」、GM-1000を中心とした、CAD/CAM関連製品、友の会でもお届けさせていただいた、前処理なしでも高い接着性を有する「ジーセム」、審美修復用レジンセメント「リンクマスター」、光重合型審美修復用コンポジットレジン「グラディアダイレクト」など話題の製品を多数ご覧いただきました。


受付
受付
満員の会場
満員の会場
山崎長郎先生
山崎長郎先生
鈴木真名先生
鈴木真名先生
Joseph Kan先生
Joseph Kan先生
山下恒彦先生
山下恒彦先生
展示コーナー
展示コーナー