「日本歯科技工学会第40回学術大会」が開催されました

 9月22日(土)・23日(日)の両日にわたり、東京都・タワーホール船堀にて、「日本歯科技工学会第40回学術大会」が開催されました。
 今回は、「歯科技工が示す学術的根拠」をテーマに、多くの方の参加登録があり大変盛会でした。
 学術大会は、基調講演、特別講演、教育講演、若手講演、企画セッション、認定士・専門士講習会、ポスター発表56題、テーブルクリニック7題、デモンストレーション、テクニカルコンテスト他があり、大変多彩な内容でした。
 大会長は、日本大学歯学部歯科補綴学第III講座教授の松村英雄先生でした。

 基調講演は、日本歯科技工学会会長の二川浩樹先生を座長に、日本大学歯学部歯科補綴学第III講座教授の松村英雄先生が「専門歯科技工士制度の課題と将来展望」という演題にて講演されました。

 特別講演は、日本歯科技工学会副会長の末瀬一彦先生を座長に、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科口腔機能再建工学分野教授の鈴木哲也先生が「総義歯補綴にみる歯科技工の落とし穴」という演題にて講演されました。

 教育講演は、日本歯科技工学会理事の松村英雄先生を座長に、日本大学特任教授の落合邦康先生が「新たな視点から歯周病と全身疾患を考える」という演題にて講演されました。

 若手講演は、日本歯科技工学会理事の西川圭吾先生を座長に、株式会社萩原歯研メディカルラボKの萩原圭子先生が「エピテーゼ・ソマトプロテーゼの現状と使用材料の基礎」という演題にて講演されました。

 企画セッションは、日本歯科技工学会代議員の河村昇先生を座長に、佐藤補綴研究室の佐藤幸司先生、株式会社西日本綜合メンテナンスの岡本秀雄先生が「オリンピックと歯科技工」という演題にて講演されました。

 認定士・専門歯科技工士講習会は、日本歯科技工学会理事の大久保力廣先生を座長に、鶴見大学歯学部探索歯学講座講師の豊島義博先生が「診療ガイドライン(情報操作との戦い)」という演題にて講演されました。

 ポスター発表においては、弊社研究員・三宅貴大より「プレスオンジルコニアテクニックにおけるジルコニア表面性状の影響」を、村田享之より「高強度硬質レジンブリッジ「エクスペリア」のグラスファイバー補強効果」を加藤祐樹より「インレー適用時の臨床結果に影響を及ぼす保険用硬質レジンの材料特性」を坂野美栄より「新規パターン用レジンにおける熱膨張性評価」をそれぞれ発表させていただきました。


タワーホール船堀

タワーホール船堀

ポスター会場(1)

ポスター会場(1)

ポスター会場(2)

ポスター会場(2)

展示会場

展示会場