弊社では企業品質向上の為に総合的品質管理(TQM)活動に取り組み、製品・サービス・情報提供などさまざまな分野でお客様にご満足いただけるように、ジーシーグループ全社員が一丸となって企業活動を行ってまいりました。 お陰様で弊社の総合的品質管理(GQM=GCのTQM)活動はその成果が斯界でも認められ、00年10月に(株)ジーシーが、03年10月には(株)ジーシーデンタルプロダクツが、権威あるデミング賞実施賞を日本科学技術連盟から授与されました。 このたび日本科学技術連盟の月刊誌、「クオリティマネジメント」04年6月号で世界のエクセレントカンパニー特集を組むに当たり、弊社が推薦の栄に浴し僭越ながら弊社におけるGQM活動の一端について執筆させていただきました。 品質とは単にモノを作る上での生産管理上の話ではなく、開発から製造、販売、サービス、および顧客満足に至るまで企業が、そしてヒトが織りなすすべての活動が対象になりますので、医療に携わる皆様にもご参考になるかと存じご報告する次第でございます。 とはいえまだまだ未熟なため、お客様に完璧なご満足をいただいている訳ではないことも、充分自覚しておりますので、今後益々のご支援・ご指導を切にお願い申し上げる次第でございます。 (概要) ジーシーは21世紀を「健康世紀」と位置づけて、「世界の人々に真の健康を提供する」ためにGQM(GCのTQM)を核とした経営を実践し、新しい価値の創造を目指しています。長期目標に基づくVISION経営を推進し、機能別・事業別に計画(方針)を立案し、進捗を定期的にチェックして必要により計画の立て直しにより目標の達成を図っています(PDCAサイクル)。 その一環としてKI(KAIZENとINNOVATION)活動が全社的に推進され、また相手の立場に立ってすべてをおこなうという「施無畏」を社是に、お客様の立場に立った製品開発・サービス提供を心がけています。 そのアウトプットとして、お客様により満足いただける製品の開発(プロスペック・フジルーティング・グラディアなど)、および世界市場での良質な製品の安定供給、GC友の会などでの有益な臨床情報の提供を実践しております。また製品情報を的確に伝達するDR(Dental Representative)活動のより充実化を図り、デンタルカレッジでの研修を毎年ステップアップしています。 |