「GC友の会 学術講演会 歯科衛生士シンポジウム(東京)」を開催しました (12/20)

 2006.12.20

「GC友の会 学術講演会 歯科衛生士シンポジウム(東京)」を開催しました

 12月17日(日)に、東京国際フォーラム ホールB7にて、「GC友の会 学術講演会 歯科衛生士シンポジウム(東京)」を開催し、定員を大きく上回る843名の歯科衛生士を中心としたお客様にご来会いただきました。
 今回は、「患者さんのこころをつかむコミュニケーション力」をテーマに、東京都日野市 村上歯科医院 歯科衛生士 村上恵子先生をコーディネーターとし、東京都葛飾区 渡辺歯科 歯科衛生士 渡邉麻里先生、医療法人社団皓歯会 歯科衛生士 溝部潤子先生、東京都調布市 小林歯科医院 歯科衛生士・歯科技工士 小林明子先生をお招きし、患者さんと長期にお付き合いしていくために重要な鍵となる「コミュニケーション力」について、ご講演いただきました。

 学術講演会ではまず、コーディネーターの村上恵子先生から、コミュニケーション力には「聴く能力・伝える能力・気づく能力」があり、それぞれについて経験豊富な歯科衛生士の方にご講演いただくとの企画主旨についてご説明・ご講演いただきました。
 渡邉麻里先生には、「“健口”支援を支えるコミュニケーションスキル-充実した臨床を楽しもう-」と題し、訪れた方の人生を豊かにする“健口”支援者としてのコミュニケーションについて、関係さえ続いていればいつか芽吹くときが来るという信念のもと、歯科衛生士の役割をお話しいただきました。
 溝部潤子先生には、「患者さんに選ばれる歯科衛生士になるために-歯周治療のステップごとの関わりから-」と題し、歯周治療の流れに基づいて、患者さんに定期的に継続して来院して頂くための、各場面でのコミュニケーションのポイントについてお話しいただきました。
 小林明子先生には、「メインテナンスに来院された患者さんの変化を、いかに引き出せるか」と題し、症例を通して様々な患者さんと長期にお付き合いしていくポイントや、医院だけでなく患者さんも含めて、同じ目標に向かって行くことの重要性、全身全霊で患者さんと向き合うことの必要性をお話しいただきました。
 経験豊富な歯科衛生士の方々にコミュニケーションでの悩みを質問できるディスカッションでは、活発な意見交換が行われました。
 最後に、4名の先生方から受講者の方への温かいメッセージをいただき、演者紹介を映像と音楽で行うなど、歯科衛生士講演会ならではの素敵な演出を随所にちりばめてくださったコーディネーターの村上先生、また、貴重な講演をしてくださった演者の先生方への大きな拍手で締めくくられました。

 また、別会場にて行われたランチョンセミナーでは、フリーランス歯科衛生士 岩﨑美和先生に「インプラントのメインテナンス~歯科衛生士はどこを見つめるか~」をテーマに、インプラントのメインテナンスのポイントや器材などをわかりやすく、ご講演いただきました。

 なお、同シンポジウム大阪の会は、2007年3月4日(日)に大阪・梅田ステラホールにて開催される予定です。


東京国際フォーラム
東京国際フォーラム
受付
受付
満員のメイン会場(ホールB7)
満員のメイン会場(ホールB7)
展示コーナー
展示コーナー
村上恵子先生
村上恵子先生
渡邉真理先生
渡邉真理先生
溝部潤子先生
溝部潤子先生
小林明子先生
小林明子先生
ディスカッション
ディスカッション
シンポジウム演者の先生方
シンポジウム演者の先生方
岩﨑美和先生
岩﨑美和先生
ランチョンセミナー会場
ランチョンセミナー会場