「GC友の会 学術講演会 歯科衛生士シンポジウム(東京)」を開催しました (12/17)

 2007.12.17

「GC友の会 学術講演会 歯科衛生士シンポジウム(東京)」を開催しました

  12月16日(日)、東京国際フォーラム・ホールB7にて、「GC友の会学術講演会・歯科衛生士シンポジウム」を開催し、901名の方にご参加いただきました。12月2日の大阪開催に引き続き、テーマは「歯周治療に必要な歯科衛生士のチカラ -今、私たちが知りたいこと- 」。日本歯科大学東京短期大学・野村正子先生、神戸常盤短期大学・溝部潤子先生、東京都・小林歯科医院・鍵和田優佳里先生、東京都・黒田歯科医院・品田和美先生に歯周治療の中心を担う歯科衛生士に必要な情報や技術について、ご講演いただきました。

  学術講演会ではまず、コーディネーターの野村正子先生から、講師の紹介があり、臨床経験豊富な先輩方がどのような歯周治療をしてきたかを学び取って欲しいとの、企画主旨について説明がありました。

  溝部潤子先生には、「歯周病ハイリスク患者のセルフケア」と題し、リスクの捉え方およびプラークコントロールの観点からケアを判断することの必要性、全身的因子との関係についてお話いただきました。
  鍵和田優佳里先生には、「歯科衛生士が歯周治療にどのように関わるのか」と題し、歯科衛生士の可能性と限界を知り、その上で歯科衛生士の可能性を広げ、より多くの患者さんを幸せに導いていただきたいとの、ご講演をいただきました。
  品田和美先生には、「長期メインテナンスにおける口腔内・全身の変化」と題し、長期に渡る臨床例より、変化を察知できる観察眼の必要性、また、その原因を様々な観点から推察して取り除く能力が求められているとの、ご講演をいただきました。

  今回も各ご講演の後にポイントとなる用語の解説およびパネルディスカッションの時間を設け、「こんな時、どうしたらいいのだろう?」という疑問などを解説、お答えいただきました。最後に野村先生より、「できるだけ永く、できれば現在勤務している歯科医院で、より永く患者さんにかかわり、今後どんどん出てくる後輩を育てて欲しい」と熱いエールを頂きました。
  展示コーナーでは「ルシェロシリーズ」、「アメリカンイーグルインスツルメント」、「サリバチェックラボPCR」などの予防関連製品をはじめ、歯科用双眼ルーペ「アイルーペ」、2008年度GC友の会歯科医師会員様への特典「サーパスGシリーズ デンチャーティースコミュニケーション」等の展示を行いました。
  また、今回は会場で携帯電話を使用した「ルシェロ・ピセラクイズ」を実施し、多くの方にお楽しみいただきました。


満員の場内
満員の場内
パネルディスカッション
パネルディスカッション
展示コーナー
展示コーナー
ルシェロ・ピセラクイズコーナー
ルシェロ・ピセラクイズコーナー