「GC友の会 Movie & Lecture」が始まりました

 1月18日(日)に、東京・恵比寿ザ・ガーデンホールにて「GC友の会 Movie &Lecture 東京講演会」を開催し、約400名のお客様に参加登録いただきました。

 今回は、静岡県駿東郡でご開業の米山武義先生、米山歯科クリニックご勤務の歯科衛生士・前島絵里子先生、同じく歯科衛生士・杉山総子先生、東京歯科大学臨床検査学教室教授の井上孝先生、福岡県北九州市でご開業の上田秀朗先生の合わせて5名の先生方にご講演いただきました。

 講演1は、テーマにもなっている、「患者さんと末永くおつきあいするために?診療室から始まる口腔ケア?」と題した映画の上映からスタートしました。続いて、本映画の監修をされた米山武義先生より、「超高齢社会を支えるかかりつけ歯科医の在るべき姿を追い求めて!」という演題にて、診療室が在宅医療の出発点という観点から、診療室から訪問診療に至る取り組みについて、ご紹介いただきました。

 次に、前島絵里子先生より、「歯科診療室が在宅医療の出発点」という演題にて、疾病予防に重点をおいた診療形態が在宅医療の出発点であること、在宅医療につながる多職種のネットワークを構築することが重要であることをお話しいただきました。

 引き続き、介護福祉士の資格もお持ちの杉山総子先生より、「かかりつけ歯科医を支える歯科衛生士の役割と実際」という演題にて、地域で生活されている要介護高齢者の方々をサポートするチームの一員として、歯科医師とともにいかに口腔の持つ可能性を最大限引き出していくかについて、熱く語っていただきました。

 講演2は、講演1と同様「確実なインプラント治療とは?患者さんへの適切な情報提供と確実な欠損補綴治療の実際?」と題した映画の上映から始まりました。インプラント検査や補綴診査により、疾患などを正しく把握し行う確実なインプラント治療の実際を「生体」と「臨床」、知識と技術の側面からご紹介した内容でした。

 続いて井上孝先生より、「インプラントの常態と病態を理解する?欠損を治療するアートから医療へ?」という演題にて、エビデンスの構築が不完全なまま市民権を得た感があるインプラント治療について、根拠を持った検査、診断、治療、予後観察を考える時期に来ているのではないかとご提案いただきました。

 最後に、上田秀朗先生より、「インプラント治療への誘い?より効果的なインプラントの応用を目指して!?」という演題にて、包括的な歯科治療におけるインプラントの位置づけ、さらに現在トピックとなっている治療期間短縮のための試みなど、インプラント診療の最前線についてご紹介いただきました。

 展示コーナーでは、本日(1/21)より新発売の光重合型1液性ボンディング材「G-ボンド プラス」や、ナノハイブリッドフロアブルレジン「MIフロー」をはじめ、ルシェロ歯ブラシ「P-20ピセラ」、口腔用ジェル「オーラルアクアジェル」、音波振動歯ブラシ「プリニアスリム」、「MIペースト」等の予防製品の他、「ジーシーインプラントRe」、手術用顕微鏡「OPMI PICO(カールツァイス社製)、3D/パノラマ/セファロアーム型X線CT診断装置「プロマックス2D/3D」等をご紹介し多くのお客様にお立ち寄りいただきました。

 「GC友の会 Movie & Lecture」は今回の東京開催をスタートとして、この後北から札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡の全国5都市での開催を予定しております。お近くの都市で開催の際には、是非ご参加下さいますようお願い申し上げます。

恵比寿ザ・ガーデンホール

恵比寿ザ・ガーデンホール

講演会場

講演会場

展示コーナー マイクロスコープ

展示コーナー マイクロスコープ

展示コーナー インプラント

展示コーナー インプラント