「第28回日本顎咬合学会学術大会・総会」が開催されました

  6月12日(土)・13日(日)の両日にわたり、東京国際フォーラムにて、「第28回日本顎咬合学会学術大会・総会」が開催されました。今回は「Predictable Clinical Dentistry 予知性のある歯科臨床を求めて」をメインテーマに、約4,200名の参加登録があり、盛大な大会になりました。
  大会会長は福岡県北九州市でご開業の山地良子先生、プログラムチェアマンは東京都新宿区でご開業の林 揚春先生でした。

  特別講演は、「前歯部の審美性とインプラント?何を知らなくてはならないのか?何を学ばなければならないのか??」と題し、岩田健男先生を座長に、コロンビア大学歯学部の歯周病学教授とインプラント教育部門のディレクターを兼務されているDennis P. Tarnow先生から、抜歯後の即時インプラント埋入の適応を判断する際の注意点について、臨床及び生物学的観点からお話しされました。

  招聘講演は「GBRを検証する?骨再生誘導法:概念から現実へ?このような処置は臨床的成功に必要か?」と題し、伊藤公一先生を座長に、南カリフォルニア大学歯学部歯周病学臨床教授、アリゾナ州ツーソンにてご開業のWilliam Becker先生から骨再生誘導法(GBR)および組織再生誘導法(GTR)について、根拠に基づいたその限界に関し、数々の臨床例とともに紹介されました。

  職種別のシンポジウムでは、歯科医師部門「予知性のある審美歯科修復を求めて?審美歯科をさまざまな角度から分析する?」、歯科技工士部門「咬合調整、咬合様式(一歯対一歯、一歯対二歯咬合など)咬合面形態等を含めた実践的咬合調整について」、歯科衛生士部門「長期例から予知性を考えた歯周病治療」の演題にてそれぞれ、講演、ディスカッションが行われました。

  その他、大邱カトリック大学校歯科および口腔顎顔面外科教授兼学科長Dong-Seok Sohn先生をコメンテーターとしたライブオペやメーカーシンポジウム、一般口演、ランチョンセミナー、デモンストレーションやハンズオン、ポスター発表など、多彩なテーマの発表が行われました。

  また、賛助会員企業展示では83社が出展。ジーシーでは、GC友の会お届け予定品のナノハイブリッド充填用コンポジットレジン「MIフィル」や今月発売予定の適合試験材「フィットチェッカーアドバンス」、歯科用CAD/CAMシステム「Aadva Verita Lab」、インプラントシステム「ジーシーインプラントRe ジェネシオフィクスチャー〈インターナルタイプ〉、セティオフィクスチャー〈エクスターナルタイプ〉」、歯科用X線装置「プロマックス2D/3D」、LED可視光線照射器「G-ライト プリマII」、「ルシェロフロス」他の展示を行い、多くのお客様にお立ち寄りいただきました。

  なお、次回の第29回大会は、来年の6月11日(土)・12日(日)に「Innovative New Dentistry?歯科医療の新しい環境と価値創造?」をテーマに東京国際フォーラムにて開催される予定です。

開会式

開会式

特別講演

特別講演

テーブルクリニック(1)

テーブルクリニック(1)

テーブルクリニック(2)

テーブルクリニック(2)

テーブルクリニック(3)

テーブルクリニック(3)

テーブルクリニック(4)

テーブルクリニック(4)

ポスター発表ー

ポスター発表

ジーシー展示ブース

ジーシー展示ブース