「GC友の会 55周年シンポジウム プレミアムシンポジウム&レクチャー」を開催しました

  8月7日(日)に、弊社社屋(GC Corporate Center 5F)にて、「GC友の会 55周年シンポジウム プレミアムシンポジウム&レクチャー」を開催し、100名の参加登録を頂き、たいへん盛会でした。
  歯科医師向けのプレミアムシンポジウム&レクチャーは全5回を予定しており、今回はその第4回目で、「患者さんに分かりやすい歯科治療とその情報提供」というテーマにて、コーディネーターの福岡県北九州市にてご開業の下川公一先生をはじめ、福岡県北九州市にてご開業の上野道生先生、福岡県北九州市にてご開業の中島稔博先生、山口県下関市にてご開業の小松智成先生にご講演いただきました。

  先ず始めに、下川公一先生が「近未来の歯科医療 ?その傾向と対策?」という演題にて、情報化社会の中で、ますます多様化し発展する医療技術と、より高い治療効果を望む患者さんのニーズに応えるためには、歯科医自身が経営者として医療人として自らの意識改革を行いながら、患者さんに対しては、より質の高いインフォームドコンセントを前提とした、分かりやすい医療を提供していく姿勢を示す必要があると説かれました。

  続いて上野道生先生が「説得から納得へ ?長い関わりの中では、医院全体の総合力が問われる?」という演題にて、長期に患者と関わりを持ってくる中では、治療法や対処の仕方の選択肢をどのタイミングで、どの様に提供するかということが大切になってくる。患者のさまざまな変化に対応し、それぞれの患者に合った歯科治療を提供する為には、スタッフを中心としたチーム医療が鍵になるとお話されました。

  お昼休みをはさんで、中島稔博先生が「患者さんを全顎的治療へと導くために」という演題にて、全顎的治療を受け入れてもらう為には、現在の状態に至った原因と、これを放置した場合に将来起こり得るであろう状況を充分に説明した上で、それに対してどの様なアプローチが必要かを、治療オプション、自費治療の可能性を含めて充分に提示することが肝要であると説明されました。

  そして小松智成先生が「信頼を得られる歯科治療のために」という演題にて、歯内・歯周治療からインプラント治療まで、広範囲の治療を行うことが要求される一般開業医では、どのような治療の場合でも患者さんへの説明が必要なことは当然であるが、治療内容によりその方法を変えていく必要が有る。治療方法・期間を説明し、患者さんに納得していただきながら治療を行っていくことの重要性をお話されました。

  休憩を挟んで、再度下川先生からお話を頂いた後、ご講演いただいた4先生による、パネルディスカッションが行われました。

  次回の歯科医師向け最終のプレミアムシンポジウム&レクチャーは9月4日(日)、同じく弊社社屋(GC Corporate Center)にて開催を予定しております。

下川公一先生

下川公一先生

上野道生先生

上野道生先生

中島稔博先生

中島稔博先生

小松智成先生

小松智成先生

シンポジウム会場

シンポジウム会場

パネルディスカッション

パネルディスカッション