7月1日(日)に、弊社社屋(GC Corporate Center 5F)にて、「GC友の会 プレミアムシンポジウム&レクチャー」を開催し、たいへん盛大でした。
「歯科臨床の原点から咬合・補綴治療を考察」をテーマに大阪府東大阪市にてご開業の本多正明先生をコーディネーターとして、3名の先生方にご講演いただきました。
コーディネーターの本多正明先生には、午前と午後にご登壇頂き、日常臨床において機能回復の主役は補綴治療であること。補綴治療を成功に導くためには、清掃性と審美性を十分に考慮し咬合を安定させ、適切に機能回復を図ることが成功の根幹となること。咬頭嵌合位の重要性と安定させるうえでの重要事項、歯の位置と臼歯咬合面形態などについてご講演いただきました。
午前の部では、東京都渋谷区にてご開業の高井基普先生より、「インプラント補綴における臼歯部咬合面形態応用の重要性」と題して、インプラント治療に広く浸透している“補綴主導型インプラント”において、下顎大臼歯遊離端欠損において真の“補綴主義型インプラント”の在り方について、学童期?老年期までにおける咬合と修復・補綴及び臼歯部咬合崩壊にともなう口腔内環境の病的変化などを交えて治療咬合の臨床的指標をご講演いただきました。
午後の部では、兵庫県西宮市でご開業の米澤大地先生より、「一歯対一歯?一歯対二歯?補綴治療と矯正治療の共通のゴールを探す」と題して、咬合、特に静的咬合について歯牙のポジションがどうあるべきか補綴医と矯正医との審美、歯周、咬合の共通認識の必要性についてご講演いただきました。
最後には会場からの質疑応答とディスカッションを行いました。
満員の会場
本多正明先生
(コーディネーター)
高井基普先生
米澤大地先生
ディスカッション