1月21日(土)・22日(日)の両日にわたり、北海道函館市の函館市民会館にて「第30回日本接着歯学会学術大会」が開催され、約250名の参加登録者がありました。
今回は、「接着歯学・技と匠の世界へ」をメインテーマに、シンポジウム、セミナー、口頭発表12題、ポスター発表41題、市民フォーラム、ハンズオンセミナーが行われました。
大会長は、東京歯科大学クラウンブリッジ補綴学講座の佐藤亨教授でした。
シンポジウムは、東京都井荻歯科医院の高橋英登先生を座長に、「接着歯学の世界?これからの接着歯学は?」をメインテーマに、高橋先生を含めて4名のシンポジストが登壇されました。
演者及び演題はご講演順に、日本大学歯学部歯科補綴学教室III講座の松村英雄教授による「接着補綴歯科医療と日本接着歯学会の現在と未来」、鶴見大学歯学部保存修復学講座の桃井保子教授による「高齢者型治療と歯質非切削型治療を支援する」、座長の高橋先生による「接着歯学の未来を予言する」、鶴見大学歯学部歯科理工学の早川徹教授による「ある歯科材料屋のつぶやき」でした。
セミナーは、「フロアブルレジンを使いこなそう」をメインテーマに、」お二人の先生が講演されました。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科う蝕制御学分野の大槻昌幸准教授による「フロアブルレジンをフレキシブルに使おう」と、愛知学院大学歯学部保存修復学講座の冨士谷盛興准教授による「特性を活かした使い方とインジェクタブルレジン修復の幕開け」の2題でした。セミナー終了後、別会場にてハンズオンセミナーも開催され、弊社も材料を提供させて頂きました。
企業展示では、1月23日発売の新製品ナノハイブリッドフロアブルコンポジットレジン「MIローフロー」を始め「MIフロー」「MIフィル」「G?ボンドプラス」、コンポジットレジン中仕上げ研磨用ラバーポイント「プレシャイン」、同じく仕上げ研磨用シリコンポイント「ダイヤシャイン」、歯科用知覚過敏抑制材料「G?ガード」他の展示を行い、多くの方にお立ち寄りいただきました。
次回第31回学術大会は、2012年12月8日(土)・9日(日)の両日にわたり、日本歯科大学生命歯学部にて開催される予定です。大会長は、日本歯科大学生命歯学部歯科保存学講座の奈良陽一郎教授です。
函館市民会館
A会場(小ホール)
ポスター会場
展示会場