「GC友の会 学術講演会 東京講演会」を開催しました

  3月10日(日)に、昨年オープンした新しい商業施設の渋谷ヒカリエ9Fヒカリエホールにて、「GC友の会 学術講演会 東京講演会」を開催し、380名のお客様にご来会いただきました。
  今回は、「患者利益追求のための診断の重要性と低浸襲治療?チームアプローチの重要性?」をメインテーマに、福島県いわき市でご開業の渡辺隆史先生にご講演いただきました。

  はじめに、渡辺先生に監修頂いた40分の映像をご覧いただくことから会をスタートいたしました。
  講演の骨子として、1.正しい診断を得るには?、2.正しい診断・治療計画で減らせるリスク(歯根破折など)、3.受付からはじまる問診とスタッフ教育(医療面接の重要性)、4.「咬合」「プラークコントロール」「審美」と「MI」の関係、の4点を挙げられました。

  正しい診断をすることが、患者利益を追求した臨床の第一歩であり、そのためにはスタッフ全員がかかわる医療面接をなによりも重要視し、単に病状、全身状態を把握するだけではなく、患者の希望や生活環境などの些細なことにまで目を配り、患者の真の訴えを把握する必要があるとお話されました。

  また、咬合、プラークコントロール、審美を追及しすぎると、補綴的な介入範囲が広がってしまう傾向にあるが、低浸襲治療で健全な歯質を保存し、咬合をコントロールすることが、臨床のキーになると説かれました。


渋谷ヒカリエ

渋谷ヒカリエ

渡辺隆史 先生

渡辺隆史 先生


ヒカリエホール(講演会場)

ヒカリエホール(講演会場)

展示コーナー

展示コーナー