「第33回日本接着歯学会学術大会」が開催されました

  12月13日(土)・14日(日)の両日にわたり、神戸市・ニチイ学館神戸ポートアイランドセンターにて「第33回日本接着歯学会学術大会」が開催され、多くの方の参加登録がありました。
  学術講演会は、「今一度、接着を科学しよう!」をテーマに、会長講演、特別講演2題、シンポジウム2題、歯科医学会会長講演、Rising Sunセッション、口頭発表11題、ポスター発表35題が行われ、広範囲にわたる内容の発表でした。
  大会長は、大阪大学大学院歯学研究科顎口腔機能再建学講座の今里聡教授でした。

  特別講演1は、大会長の今里教授を座長に、イギリス・King’s College London Dental Institute, Guy’s HospitalのProf. Timothy F. Watsonより「New ways of looking at management with bioactive materials」という演題にてご講演いただきました。

  特別講演2は、鶴見大学歯学部保存修復学講座の桃井保子教授を座長に、アメリカ・College of Dental Medicine, Georgia Regents UniversityのDr. Gerald J. Chicheより「Manegement of esthetic factors in esthetic rehabilitations : A checklist for predictable results」という演題にてお話しされました。

  会長講演は、大会長の今里教授を座長に、本学会会長で、新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健学分野の福島正義教授より「接着歯学は歯科臨床を貫く?学会の存在意義を高める?」という演題にて行われました。
日本接着歯学研究会を前身として発足した日本接着歯学会は、2017年に学会創立30周年を迎えることになる。
今後本学会が歯科医療の更なる発展に寄与して、社会的責任を果たしていくためにも、任意団体から一般社団法人化へ向かうことについての可否を会員向けに問われました。

  また、弊社研究所より、「新規ワンステップボンディング材の歯質接着力に及ぼす処理時間短縮の影響」と題したポスター発表がありました。

  展示ブースでは、接着性レジンセメント「ジーセムリンクエース」、歯科切削加工用レジン材料「セラスマート」、CAD/CAM冠用接着性レジンセメント「ジーセムセラスマート」、フロアブルコンポジットレジン「MIフローII」、LED可視光線照射器「G-ライトプリマII Plus」、等新製品をはじめ、様々な製品の展示を行いました。


講演会場

講演会場

ポスター会場(1)

ポスター会場(1)


ポスター会場(2)

ポスター会場(2)

展示会場

展示会場