「第32回日本顎咬合学会学術大会・総会」が開催されました

  6月14日(土)15日(日)の両日にわたり、東京国際フォーラムにて、「第32回日本顎咬合学会学術大会・総会」が開催されました。今回は、32回大会として「新・顎咬合学 ?一口腔単位から一全身単位へ?」をメインテーマに、約5,100名の参加登録があり、盛大な大会になりました。
  大会会長は、学会理事長で福島県いわき市ご開業の小滝歯科医院 渡辺隆史先生でした。

  特別講演は、審美歯科の第一人者であるUniversity of Southern California School of DentistryのDr. Pascal Magne をお招きし、14日午前中に大会会長の渡辺隆史先生を座長に、「No-post no-crown restorative dentistry in the anterior dentition」の演題にて、また午後は、大阪府大阪市ご開業のミナミ歯科クリニック 南清和先生を座長に、「Scientific advances in semi-(in)direct CAD/CAM restorative dentistry」の演題にて、前歯部修復についてやCAD/CAMを用いた新たな修復法についてなど、審美歯科の真髄と最新知見について2講演に分けてお話いただきました。

  今回の大会より、新しくセッションとして「ニチガクオンデマンド ?何か新しい新・顎咬合学」という聴講者参加型のテーブルクリニックが新設されました。臨床経験豊富な先生方を講師に18の演題について講演されました。
  その他、指定講演94題(ランチョンセミナー7題含む)、テーブルクリニック59題、一般口演126題、ポスター発表96題、が講演されました。

  ジーシー協賛のテーブルクリニックでは、東京都中野区ご開業の中野デンタルクリニック・エステティックセンター 松尾幸一先生に、「修復治療を機能的・審美的ゴールに導くためのヒント」の演題にて、永続的な、またシンプルな、そして最小限の補綴的介入ですむ治療を行うため、どのように考え、行うべきかを咬合構成のポイントに絡めて分かりやすくお話しいただきました。

  ジーシーブースでは、新製品の「リラインII」や新しい根管治療システムのnexシリーズより、「NEX MTAセメント」、「NEX NiTiファイル」、「ルートナビ」、「ガターパーチャソフトポイント」、「NEX エンドモーター」、「ゼネシスパック」、「ゼネシスフィル」、接着性レジンセメント「ジーセムリンクエース」、新しい表面性状とデザインを有する「ジーシーインプラントRe/ジェネシオPlus、セティオPlus」、「バリオサージIII」、等の製品をご紹介いたしました。Aadvaコーナーでは、4月から保険適応となったCAD/CAMブロックの「セラスマート」、インプラントアバットメントの製作やCAD/CAM用コンポジットブロックの加工等に対応可能なCAD/CAM SYSTEM「Aadva Scan」、「AadvaミルLW?I」、予防関連製品では、ルシェロシリーズより「ルシェロ歯ブラシ」、「ルシェロ歯間ブラシ」、「ルシェロペリオブラシ」、「ポイントケアジェル」等、また感染予防製品では、「メラクイック12+」、「バキュクレーブ31B+」、「ハイパワーウオッシャーHW?I」、「ハイパワーソニックHS?I」等を展示しました。
  ユニットコーナーでは、歯科用ユニット「G-コンパクトiタッチ」、「ロメキシス」、カールツァイス社製手術用顕微鏡「OPMI pico」等を展示し、多くのお客様にお立ち寄りただきました。

  なお、次回大会は、2015年6月27日(土)、28日(日)に東京国際フォーラムにて開催される予定です。


東京国際フォーラム 会場

東京国際フォーラム 会場

会場受付

会場受付


大会長 渡辺隆史先生ご挨拶

大会長 渡辺隆史先生ご挨拶

松尾幸一先生テーブルクリニック

松尾幸一先生テーブルクリニック


ポスター会場

ポスター会場

GC展示ブース

GC展示ブース