6月7日(日)に、ベルサール神田にて、「GC友の会 Tokyo Lecture」を開催し、多くの参加登録があり盛会でした。
今回は、「Modern adhesive technology ‐ State of the art 2015」の演題にて、(1)「臼歯におけるレジン充填 ?長期的視点・耐久性・マテリアル選択を考慮して?」(2)「前歯におけるレジン充填 ?マテリアルを知る、そして充填のテクニックとコツ?」(3)「修復物のリペアーについて」(4)「エンド治療後の修復-従来との違いはなにか?」をテーマにマールブルク大学歯学部長 保存修復学・歯内療法学講座主任教授の Roland Frankenberger 先生にご講演いただきました。
日本でも歯質を保存する低侵襲なコンポジットレジンによる修復が行われているが、今日の真のMI治療は、確実な感染歯質の除去・予知性をもった形成・修復物の長期安定性・修復リペアーの4つの柱を基に成り立っています。今回、23年間という長い臨床経験をもつ Frankenberger 先生に、3次元での微細形態学的視点でとらえたときの接着と前歯・臼歯それぞれにおけるダイレクトレジン充填についてや根管治療後の修復について、また、従来の方法からポストを用いた接着による方法までの厳格な判断基準についてなど、様々なケースにおけるコンポジットレジンの適用範囲とそのテクニックについて、また、アイオノマーの適用症例も含めた、Frankenberger 先生の数多くの臨床例をご紹介いただき、分かりやすく解説していただきました。
展示ブースでは、接着性レジンセメント「ジーセムセラスマート」、「ジーセムリンクエース」、シランカップリング材「セラミックプライマーII」、塗布後待ち時間0秒で操作が出来る、多目的光重合型ボンディング材「G-プレミオボンド」、ナノフィラーテクノロジーを応用した光重合型コンポジットレジン「MIフローシリーズ」のフロアブルレジンやペーストタイプの「MIグレースフィル」をはじめ様々な製品の展示を行い、お客様にお立ち寄りいただきました。
ベルサール神田
講演内容紹介
Roland Frankenberger 先生
講演風景
講演会場
展示コーナー