地道な基礎研究と社内外への情報発信で、ジーシーの高い製品力を支える
大学院で高分子化学を学び、パーキンソン病治療薬の副作用低減の効果を狙う研究を進めていました。就職活動時には、その知識や技術を活かしたいと、製薬、医療、香料分野での研究員を目指していました。長く働ける環境として、実家に近い都内勤務を求めていたのですが、大手化学メーカーでは入社時点で勤務地がどこになるかが分からず、不安がありました。
そんなときに、合同説明会でたまたま出会ったのがジーシーでした。
高い技術レベルを有しながら都内に研究所を持つ職場環境や、歯科界のリーディングカンパニーであることが大きな魅力でした。医療機器は開発スパンが5年程度といわれ、製薬ほど長くなく、工業ほど短くない。モチベーションを保ちながら研究に向き合える、ちょうど良い期間だと感じました。「ここなら、トップ企業としての誇りを持ちながら、長く研究職を続けられるのではないか」と入社を決めました。
歯科医療は、いつの時代も必要とされ、安定した売り上げを維持できる事業領域です。その中でジーシーは業界内認知度が圧倒的に高く、展示会のブース出展では「今度はどんな新しい製品が出たのか」と多くの方に声をかけられます。リーディングカンパニーの強さを実感し、私も製品に貢献できるように頑張ろうとモチベーションにつながっています。
長く働くという点でも、ジーシーには家賃補助や、結婚・出産といったライフイベントには産休・育休などの休暇制度、時短勤務制度、カムバック制度などが非常に充実していて、安心して研究を続けられる環境があります。
今後は、超高齢化社会における現在のニーズと、更にその先に想定される一歩先のニーズまでを考え、知識を身に付けていきたいと思っています。研究と開発が分かれていない、ジーシーならではの働き方で、研究所内だけに留まらずに情報収集に動いていきたい。そして、新たな創造を提供する“アイデアマン”になることが目標です。