Regenerative therapy, 22, 128–135. https://doi.org/10.1016/j.reth.2023.01.002
本研究では、炭酸アパタイト(CO3Ap;サイトランス®グラニュール)をイヌ下顎前臼歯部の1壁性歯周組織欠損モデルに適用し、その治癒状態が検証されました。本モデルでは、術前に露出根面の歯根膜ならびにセメント質を除去していましたが、すべての被験部位にてアンキローシス、ならびに感染や急性炎症は見られず、歯根膜、セメント質ならびに歯槽骨の良好な再生が見られたと報告されています。