活動報告1 製品・サービスを通じた健康長寿社会への貢献

ユーザーへのサポート

 

人々の口腔健康の向上をサポートするために、ジーシーでは歯科医師をはじめ歯科技工士、歯科衛生士の皆様へ、さまざまな形で情報提供を行うとともに、最新の学術・歯科臨床について情報交換を行っています。
ジーシーでは、今後もこうした連携を密にして、歯科医療の発展に寄与していきます。

 

「GC友の会」の活動                                                                                                   

 

ジーシーには、歯科医療従事者の方々を対象とした会員組織「GC友の会」があります。この会は、1956年に「而至友の会」として誕生。以来、設立66年の現在に至るまで、臨床歯科医師と歯科材料製造者が唇歯輔車の関係を構築し有益な情報を共有することで、歯科医療の新時代の研究や新製品・新技術をより発展させるべく、画期的なビジネスモデルとして歯科医療を積極的にサポートし続けています。
現在、日本国内の約半数の歯科医院が会員で、韓国や台湾、インドでも同様の組織を展開しています。また近年では、超高齢社会に対応した情報発信として、高齢者や有病者の患者さんへの歯科臨床や対応方法について、講演会などを通じて積極的に情報発信を行っております。

[ 新製品情報の提供 ]
  • 一般発売に先駆けた新製品紹介
  • 会員誌「ジーシーサークル」での新製品による最新臨床情報の提供(年4回発行)

 

 [ 学術情報の提供 ]
  • 学術講演会やシンポジウムの開催
  • 患者説明用ツールの提供
    「補綴物ガイド」「むし歯リスク説明シート」など

 

 [ 臨床テクニック・医院スタッフ教育 ]
  • 講演会、GCセミナー、Webセミナーの開催
  • Webサイトでの情報提供、セミナーの開催

 

 [ ホームページでの情報発信 ]
  • 「会員専用ページ」では、日常の臨床場面で役立つ情報やツール・素材集などを閲覧・体験・活用できるコンテンツとして、学術的臨床動画の配信を行っています。また、最新の学術情報をリアルタイムで提供するメールマガジン「GCインターネットだより」は、現在2万6千名を超える方々に利用されています。

  ジーシー創業100周年記念 第5回国際歯科シンポジウム                  

 

2022年4月16日17日に、創業100周年を記念した第5回国際歯科シンポジウムを東京国際フォーラムにて開催しました。「Smile for the World~Beyond the Century~」をテーマに行われたセッションは、歯科医師向け16、歯科医師と歯科衛生士向け4、歯科医師と歯科技工士向け3、歯科衛生士向け4、歯科技工士向け1の28講演。会場内の8つのホールで並行して開催し、どのセッションに参加するか、悩まれる来場者の姿も見られました。
各セッションでは、歯科の先端研究の発表から臨床ですぐに役立つ勘所まで幅広い話題を取り上げ、その講演内容も、演者同士が交互に話しながら進行するものや、ディスカッションが盛り込まれたものなど様々な形式で行われました。
また、今回は歯科医師向けのセッションの講演言語を英語とし、7セッションを世界に向けて配信しております。

「お客様窓口」による活動                                                               

 

ジーシーでは、歯科医療従事者様からの製品関連のお問い合わせ窓口として「お客様窓口」を設置しています。ジーシーフリーダイヤルとして1993年に発足して以来、主に製品の取り扱い方法・物性・仕様・価格などのお問い合わせに対応しています。お問い合わせ件数は発足当時に比べ50倍に増え、内容も多岐にわたる中、歯科医療従事者様はもとよりエンドユーザーの皆様までを視野に入れた、ジーシーの最前線基地としての機能を果たしています。ホームページの「製品Q&A」などのさらなる充実を図り、いつでもアクセスできる媒体による情報提供も強化しています。

rd

「みんなの利益」を追求する歯科医療の発展のために。

千葉県浦安市 医療法人社団新浦安歯科医院 院長
渡邉 嘉一 先生

私は開業以来、GC友の会に入会しており、いつも新製品情報や会員誌を楽しみにしています。日常臨床で使用する製品の情報や評価は本当に助かります。ジーシーはドクター向け、衛生士向けなど幅広くセミナーを開催しているので、スタッフ全員と情報・知識を共有できるよう、よく参加しています。今後高齢化が進み、より患者さんにやさしく、性能のよい製品を使ったよりよい治療を提供する必要があります。「誰かの利益」ではなく「みんなの利益」を追求する歯科医療を発展させるために、GC友の会をさらに充実した存在にしていただきたいと思います。